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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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フリースクール「ラヴニール」では、3月24日(木)より春休みをいただきます。
 
 この春休みというのは「利用されている方」にとってで、スタッフはもう少し仕事が残っています。
 どんな仕事が残っているかというと、

 ・2021年度の(スタッフとして年単位での)振り返り
 ・雑にまとめてあった資料などを整理してファイリング
  (個人に関わるものは、個人情報保護の観点から、その都度丁寧に扱っております)
 ・本棚などの整理
 ・棚にあるもののチェック。カードゲームのカードに不足はない??
 ・パソコンのデータ移動(ようやくWin7から移動。個人的にはWin7が一番好きなのだけど)
 ・記録などの漏れはないか?
 ・掃除
 
 まだまだ探せば出てくるかな。
 これの全部をできればいいけれど、集中してやる必要があるものも含まれているため、年度をまたいでも終わらないことも。
 この記事も、データ移動途中のパソコンからの初投稿ですが、画面の大きさ、キーボードの感触など、まだまだ不慣れ。今も、上下左右の矢印を押したいのにPage Dnキーを押してしまい、一気にスクロールされてしまうこと、何度か。ええ、少々イライラしています。
最低限の共有等はしたけれど、まさかこの記事を入力する前にやるとは思わなかった・・・。スクロールパッド、画面の明るさ、効果音の設定変更・・・
 
 など、こういった不測の事態や日中はこまごまとした作業に割く時間がなかなか取れないため、区切りのときにまとめてやるぞ! というわけです。
 
 活動時間中の応対も大事だけど、それ以外の環境を整えるのも、スタッフの大事な役割のひとつです。
 
 春休みは、4月5日(火)までいただきます。
 お休み期間中は、基本的にブログもお休み(何かあれば投稿はするかもしれません)。環境を整えるのと、リフレッシュに充てます。よろしくお願いいたします。
 
 
 基本的に操作は変わらないのだけど、外付けのSDカードリーダ(USB、前は機能搭載されてた)やその他ソフトがうまく使えるかの確認も兼ねて。先週土曜、都合で外に出たときに、菜の花にとまっていた虫。ミツバチかな? が、何匹か、花の周りを飛んでいました。
 
 まだ寒くなることもあるみたいですが、一気に春がやってきましたね!
 
 



 





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子どもとの帰り道、上の子と自動販売機を見て、こんな問題を出しています。
「ミルクティーは、どの段のどっちから何番目にある?」
  
 上の段の左から5番目にミルクティーがある場合、上記のとおり質問をしたのであれば、回答は子どもの自由。上の段と言わず下から○段目の、右から○番目、という答え方でもOK。
 ときどき、
 
「ミルクティーは、どの段の左から○番目?」
他、上の段の右から○番目?など、ところどころ指定をすることもあります。
 
 完全自由回答の場合、右から数えたほうが早いからと右から○番目と想定していると、まさかの左から○番目、と答えられることが割とあるので、両方から数えておく必要がありますが、それ以外は、じっくり自動販売機を見て、回答を選んでいます。
 
 どこにある? が出題パターンとして多いですが、たまに
「この中でいちばん値段が高いのは、いくら?」
「この中で○円のものはいくつ?」
といったパターンもあります。
 
 毎度同じ自動販売機でやるためネタをひねり出すのに苦労しますが、本人が望んでのこと。ならば、出すほうもそれに答えよう! という気もちでやっています。
 
 あるとき、帰ってきてからのこと(つまり、目の前に自動販売機はない状態)。
 
「オレンジジュースが、右から4番目、左から9番目にあります。オレンジジュースがある段には、何本の商品が並んでいるでしょう?」
 
 答えは、12本。
 こうすれば一目瞭然ですね。
 
(左) ○○○○○○○○●○○○ (右)
 
 ところが上の子は、
「13本! だって、9+4だもん!」

 なるほど! 回答としては間違っていますが、(指を使いながら)足し算がんばったんだ! 
 4番目と9番目は重なる位置にあるのだから、合計から1を引く、という理屈はまだわかってはいないようで、次の日、実際に自動販売機でこのからくりを説明しました。
 
 間違えられるときに間違えておいて、次にやるときに間違えなければいい。
 そう言っています。
 
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
とも言いますもんね。
  
 勉強もそう。
 計算問題も図形も、関数も。訳わかんないから、解き方を見ながら、何度も間違えながら解いていって、それでだんだん間違えなくなる。
 漢字だって、間違えて書いたものを直して、正しい字を何度も書いて覚えて。
 
 たくさん間違える分、たくさん学びなおすことができる。
 だから、「間違えられるチャンス」を、大事にする。
 その分だけ、正しいことをちゃんと覚えればいいんだから。
 
 というわけで! 今日もたくさん間違えるぞ~!!(←何だかちがう)
 
 
 
 
 
 
 
昨日は、数学に取り組んでいる子が。
数学は苦手だけど、計算問題なら何とかできるかもしれない、と、自分で解説を読みながら少しずつ解き進めていました。 
 

 
私も、数学は苦手です。そしてこの子と同じように、計算ならまだ何とかマシかなぁ、というところ。中学に入ると、それまでは勉強を見ていてくれた親が「学校でしっかり聞いてきなさい」と言うようになり、あれ? 本当はこの人たち、勉強してきたはずのことを忘れてる? 忘れてできないって言うのがはずかしい? と、初めて気がつきました(わからないなら、わからない! って言ってくれればよかったのに)。
 
なんてえらそうに言う私も、はずかしい話なのですが、20歳をこえてから、こんな問題に出くわしました(少し改定をいれています)
 
60円の消しゴムと120円のシャープペンシルを合計10個(本)買い、1000円支払ったところ、おつりが160円であった。消しゴムとシャープペンシルをそれぞれ何本購入したか求めなさい。
  
これ、あとで「そうか、連立方程式だ!」と気づいて、簡単に計算式で求められたのに、とはずかしくなりました。
試験の場だったので、緊張で連立方程式と気づく余裕がなくて、ご丁寧に「1000円でおつりが160円ということは、実質840円でしょ? たぶんこういう問題で答えが100とか膨大な数になるとは考えにくいから・・・」などと考えて、消しゴムとシャープペンシルを1個の場合、1本の場合と順に書き出して問題に合致する答えをどうにか導き出したことを思い出しました。
 
こういうふうに導き出してもいいけれど、一見複雑そうなことを法則などを使って解くのが数学なのね! と、その時気がつきました(遅っ!)
 
こんなのどこで役立つの~? なんて声が時おり聞かれますが、手をたくさんかけて回り道をしてもいいけれど、手をかけずにシンプルに、最速に答えにつながるためかな、と、私は答えています。
 
 
あ、そうだ! 数学の話でおもしろいのがあって・・・
 
「1=0.999999・・・」ということ。この理屈を話したときの子どもの反応が、「あ~っ、ホントだ!」でした。
 
なぜこんなふうになるのか、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
でもこんな、「あ~っ!」がたくさんあったら、勉強も楽しくなるのかもしれませんね(^^
 
 



 百人一首、というと難しいけれど、坊主めくりというとなぜか「やる~!」という声があがるフシギ。完全運ゲーム、難しいことを考えずにめくって、とって、出して、だけなので、どの年代でも遊べます。

 時々ラヴニールでも、思い出したように盛り上がります。
 

 
 百人一首、覚えたなぁ~という人もいるんじゃないでしょうか。
 私も、競技ほど熱は入れなかったけれど、小学校のころ、宿題で覚えてくるようにと出された覚えが。短い冬休み中になんて全部覚えきれず、苦戦したなぁ・・・
 
 1番から順に、とにかく読みまくって覚えようとしていたのが、要領の悪い私らしいといえば私らしい思い出です。
 
 なので時々、国語の授業の中で先生が、百人一首の歌をぽろっと言っても、えっ、知らないぞ??ってなって、それがクラス全体的にそんな感じだったので、あっ、みんなも覚えてないんだと安心しました(笑)
 
 私は歌の意味もちゃんと理解しようとしていたので、余計に時間がかかったかもしれません。
 
 この前坊主めくりをしていて、とある読み札の歌をぽろっと読んだ子がいました。結構な割合で、あまり見ずに読んでいます。
 
「すごいね、たくさん覚えたんだ」
 
 と言ったら、
 
「うん、『せ』とか『め』とか『む』で始まるのはひとつだけしかないから、それから覚えてった」
「『風をいたみ』と『くだけて』でセット、『吹くからに』だから風のことでしょ?で、『むべ山風』とセット、って」
 
 歌の意味まではわからないけど、ということから、この子は覚えること特化だったようです。なるほど! それもひとつの方法としてある!!
 
 百人一首の中には、歴史上で名前が出てくる方もたくさんいます。天智天皇、阿倍仲麻呂、菅原道真(百人一首では「菅家」)、和泉式部に紫式部、後鳥羽上皇(百人一首では「後鳥羽院」)、他にもたくさん。
 そういったことも含めて学ぶと、ただ覚えるだけでなく、国語としても、社会としても広がりがあるなぁと思いながら、個人的にもう一度百人一首を覚えなおそうかな? と思いました。
 
 すると横で見ていた別の子が・・・
 
「え? 緑色だけなの?」
 
 何が? と尋ねると、

「五色じゃないんだ」

 と。五色百人一首じゃない! と驚いていました。
 何それ? と思って調べてみたら札の台紙の色のことで、ルールとして存在するし、あわせて台紙の色が5色にわかれているものもあるんですって!! 
 
詳しくは、こちらを参照しました。
https://hyakunin.stardust31.com/gosiki.html

有料記事ですが、画像を見るだけなら無料分で閲覧できます。 
https://www.asahi.com/articles/ASP1R724MP1RPTIL004.html

 
 時代に合わせていろいろ工夫されているんですね!!
 
 
 せっかくなら単に覚えるだけじゃなくて、ちゃんと意味やその時代の背景とか人物相関図まで覚えたいなぁ、と思うのは、取っ掛かりとしては逆に欲張りなのかもしれませんね・・・(笑)
 
 
 


 
昨日は見学・ご説明のみの日だったので、フリースクールの通常活動としては、今日が3月に入って初めての活動日。
 
春休みの日程と、そこまでに間に合えばお花見。
今年は平年よりも寒い冬だったそうで(確かに、大阪市内でも雪がちらついた日が結構あったような)、その分桜にどう影響が出るのか? ちょっとわかりませんが、例年並みであれば、ギリギリ間に合うはず!! 近所の大きな公園は、桜の名所としてあがってはこないけれど、近所ですませよう! という分には、十分すぎるぐらい。
 
そのころには、何らかの形で新型ウィルスが落ち着いているか、うまく片付いている(?)か、しているといいなぁ・・・
 
この他、個人の目標を立てている人も。
教科の勉強。遅れている分を取り戻す。苦手なところを何度もやる。確実にできること。ちょっと高めの目標。どちらにしても「それをしたときにどんな自分になっているかを思い描きながら、その姿に向かっていく」ことが、大切。「できなかったぁ!」と思うなら、その目標設定を見直す機会。自分が目標に追いつくようがんばるのか、それとも目標を低くするのか?
 
今月が終わるころには、どんな振り返りで、どんな次の目標を立てているのでしょうか。
1年の終わりという意味もあるので、1年分も振り返ってみてもいいかもしれない。 
 
終わりと、始まりに向けての準備の月。今月もしっかりやっていくぞ~!
 

 
さすがにこれは今年の分ではなく、昨年の桜並木です(代表提供)
プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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