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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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「なまむぎなまごめなまたまご」
 
 ではない早口言葉であがってきたのが、「ういろう売り」と「寿限無」でした。ういろう売りは滑舌や発生の練習、寿限無は落語、というイメージです。

 寿限無なら何も見ずに言えるよ~、と、見事に淀みなくすらすらっと言ったり、ういろう売りってどんなのだろう? と調べて一生懸命読んだり。
 
 こういった意外な特技がどこかで役に立つことがあるかも!?
 
 


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初めて出たカードには、場に出した人が名前をつける。
 その後名前をつけられたカードが出たときには、そのカードの絵柄につけられた名前を言った人が場に出たカードを取ることができて、最終的にカードがたくさんあった人が勝ち。
 
 というカードゲーム、「なんじゃもんじゃ」
 
 単純ルールだけど、「何の縛りもなし」だと飽きるので、「カタカナは使わない」などの縛りをいろいろ加えながらやりました。
 


 

 小説というか、学術書? でもないな・・・。文字の本を読んでいる子がいました。この時点で私の偏見だったなぁとなるんですが、小・中学生だとマンガが主かなぁと思っていたところ、字がたくさんの本だったので、おおっ!?って。
 
 マンガも好きだけど、こういう字の本も好き~、だそうです。
 
 絵がないから、周りの景色はどういう感じなんだろう? を、自分で想像できるのが楽しいんだそうです。
 
 それをきいて、なるほど~、って思いました。
 
 よくある昔話の「さるかに合戦」でたとえると、最初のできごと「サルとカニが出会う」場面。道の上だったとして、昔話だから舗装された道路ではないとしても、どのぐらいの道幅? 道のないところはどんな感じ? 花や草が茂っているとして、季節によっては色味が変わってくるよな・・・。その日のお天気は? もしかして雨で傘をさしていて会ったのかもしれない、などなど。
 
 マンガや挿絵があるものだと、背景が設定されているのでそれで固定になってしまうけど、背景などが細かく書かれていなければ、いくらでも自分で付け足すことができるのも、おもしろいんだそうです。
 
 「書いてあることだけから情報を読み取る」「書いてあることだけから好きなところや違和感を読み取る」「それを発表する」ということも、私はすごく大事だと思います。よく、国語が好きだという人になぜ好きなの? と理由を尋ねると、「だって、問題に答えが書いてあるもん」とのこと。これも悪くはないけれど、書いてあるものを壊さない程度に想像を膨らませるのも、私は楽しみ方のひとつかなと思うようになりました。
 
 これを知ってから、久しぶりに昔よく読んでいた小説をもう一度読み直そうかな、新しく本を買おうかな、って思いました。
 
 


 子どもは、自分が興味のあることを、興味のあるときに学んでこそ最もよく伸びる。
 
 これは、イギリスのサマーヒルスクールの創設者である、ニイルの言葉。
 個人的に、この「子ども」の部分が大人であれ、子どもであれ、興味のあるときであればあるほど、吸収(覚える・記憶に残す)も早いし、長続きするかな、と思っています。
 
 どうしても必要だったから、というのも、理由になるかもですね。
 
 トライ & エラーも繰り返しつつ、覚えたことはより強固になっていく、わけです。
 
 よく、このニイルの言葉を裏付けるものとして、私の子どもの話をするのですが・・・
 
 野球が好きな私の子は、その選手の名前も、本当にたくさん覚えています。土地柄、阪神タイガースやオリックスバファローズの選手名をよく覚えているのですが、その選手の名前の漢字の読みで漢字を覚えたため、こんな間違いが起こりました。
 
 大阪メトロの駅名「新金岡」を、「あらかねおか」
 「紅茶」を「くれちゃ」

 確かに、「新」は「新たに」などで「あら」とは読むし、子どもの場合は「新井(あらい)」から「あら」と読むと学んでいたのですが、正しい読み方を教えて「新(しん)と読むことも覚えたそうです。
 電車も好きで、ゲームだと桃太郎電鉄も好きだったので、「新潟(にいがた)の『新』だよ」とも。
 漢字は同じ字でも読み方が変わる、ということを学んだようです。
 
 もうひとつの「くれちゃ」も同様。「紅林(くればやし)」から、「紅は『くれ』」と読むと覚えていたからこその間違い。
 
 好きな野球を通じて、選手のお名前から漢字を自然と覚えていく姿は、ちょうどひらがなやカタカナを覚えて、簡単な文であれば読めるようになっていた子どもにとって、ちょうど「興味のあるとき」だったのかもしれません。
 
 電車が好きだったら、その電車がどこに行くかを覚えているうちに地名も読めるようになったり、県庁所在地を覚えていたり。季節によって同じ時間でも太陽が出ている・いない(まっくら)なのはどうしてだろうと思って、こよみなどを知ったり。
 
 「なんでだろう? どうしてだろう?」がきっかけとなっての学び、興味のあることを学ぶために、そこに関連することも一緒に学ぶ・・・、こういう学び方があっても、私はいいと思います。
 
 

 さっき、空気の入れ替えをするために窓を開けたら、細かな雪がちらついていました。
 大阪では、この状態でも「雪が降った~!」と大騒ぎになるぐらい。雪国育ちとしては、こんなんじゃ降ったうちにならないよ、と笑うのですが、でも内心では「これ以上降るなよ~、影響出るなよ~」とガクブルしています。もう雪国で育っていたときがどんな感じだったか、忘れている代表です。
 
 大阪では雪がちらつくのは年に何度かしかないのですが、そのぐらいの大阪でも降るということは、つまり他の地域ではもっと雪が降っているということ。実際今日も関西のJRでは運休などの影響が発生しているところが出ています。地下鉄は動いていたので、今日は通常どおり活動をしましたが、外の様子とにらめっこな1日でした。
 
 そして・・・。今日は予報どおり寒かったです。コタツから出るのがしんどかった・・・
 
 
 

プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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