フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
Posting of comments like the following will be declined:
・Comments other than Japanese.
・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
最近はまって読んでいる小説が2冊あるんですが(作者はどちらも同じ)、そのどちらともが、ひとりの視点ではなく、複数人の視点で描かれているんです。
あのできごとと同時軸でこんなふうに事態は動いていたんだとか、あの人はこう言っていたけどこっちの人はこう言っていて、ここでズレが生じたんだな、とか。ひとつの出来事を複数人が語ることで、うすっぺらい紙が厚いしっかりしたものになるような。
さらにじっくり読むと、実はこれは「特定の人しか知らないことの伏線だった!」とか。
このズレとか「これって伏線だったんだ!」という衝撃が好きで、今、2冊とも2、3週目です。
どちらが正しいとかいう訳ではないけれど(片方の1冊は、「その思考ヤバイんじゃない!?」と思う人物が出てくるものもありますが)、なぜ、ズレが生じてしまったのか。このあたりがわかると、内容が内容だけに「楽しい」と言っていていいのかはわかりませんが、でも楽しいんです。
人と人が関わると、同じ物事でもこんなにも感じ方や見方が変わるんだなぁということを、小説から学んでいる感じです。
私、社会でも歴史が大好きで、特に戦国~江戸時代初期、幕末あたりが大好きなんですが、ここも、いろんな武士やらが出てきては消え、出てきては、を繰り返し、複雑に関係しているからこそうまれる何か。ある人はそれを「よい」と思って、また別の人は、それに異を唱え。
そうか、人が好きなのかも!?
と、「本を読む」と、「人が好きだ」というのと、一見関係ないようなことが結びついた、最近です。
あ~~~、やっぱり本に関する何かがしたいかもです!
本のプレゼン? それとも、読書会? う~ん、何だろう??
でも、今度会議にかけてみようと思います! みんな乗ってきてくれるかな・・・
PR
日々、「片づけなさ~い!」「ほら~、服脱ぎっぱなしにしない~!」「もう、おもちゃ捨てるよ!」と大声で怒鳴りっぱなしの私、代表です。一応最後の言葉が「最後通告」なので、下の子はあわてて「だめ~!」と片づけ始めます(「だめ~!」だけのこともありますが)。ですが、上の子は、
「おかーさんも片づけたら?」
うっ、イタタ・・・
そうです、私、片づけが大の苦手なのです。片づかない理由・・・物に対して物が帰る場所(収納する場所)が少ないことが原因だと何となくはわかり、今は物を増やしていない & ラヴニールならば、あまりに古くなったものは処分するようにしているのですが、それでも、日々持って帰ってくるお手紙やら、紙を取り出してきてちょろっとだけ線が引いてある紙やら、いつの間にここに置いてあった? なおもちゃやら、私が一生懸命がんばっても追いつかない。
お母さんはあなたたちのお手伝いさんじゃないんです! と、何度思ったことか。
そこにきて、上の子からの痛~い言葉です。
でも、私は知ってる! 本当にまずい! と思ったらやる気になるってことを! いざとなったら私はできる子!
いや、確かにそうなんです。でも、その「いざ」っていつよ? と、自分にツッコミを入れて、また反省。
「片づけ」と、大きなものとしてとらえるから、なかなかやろうとしないんだろうな、ということも、少しずつわかってきました。
じゃあ、どうするか?
そこは・・・、「10分アクション」です!
たった10分でも、5分でも。私にとって「このぐらいならがんばれそう」が10分だというだけで設定した分数ですが、この10分「だけ」は、何かに集中する。
そして、この10分にやることは、「小さなこと」。私の場合、これに「片づけ」を設定しました。太字にしたのは、上記と同じ「大きなものとしてとらえた」片づけとは区別して、「少しでもいいから床に落ちているゴミを拾う、机の上に溜まった子どものお手紙(わら半紙)をまとめる」などの小さい「片づけ」。
たった10分、でもそれを毎日やったら、5日で50分、10日で100分、1ヶ月だと? 310分!!
310分って、5時間ちょいだから、休憩しながら大掃除したとすると、だいたいこの時間!
そして大掃除後って、次の大掃除までちょっと時間が空きますよ・・・ね? ね? ドカン!と大きくやるのではなく、コツコツ毎日! どっちのほうが好みかにもよるかとは思いますが、私はコツコツのほうが出来そうだなと思って、取り組んでみることにしました。
と、宣言したからには! 早速始めてみることにします~!
もちろんこれは、「片づけ」に限らず、いろんなことに応用できます。時間を短くする、長くする、毎日でなくても1日置きとかでも、自分に負担のないのが一番大事かなぁ。「続ける」ことが大事! 最初は気づかれなくても、あれ? いつの間に? って言ってもらえたら、もうけもの!
だらだら言い訳しない! で、よ~い、スタート!!
連休に入る前。私が気をつけていたのは、連休のことについて尋ねることでした。
「連休はどう過ごす予定?」
これは、まだいいのですが。
「連休はどこか行くの?」
こう聞かれて、私だけ? とてもモヤモヤするんです。
どこかに行くことが前提になっていて、行かないんだけど、悪い? と思ってしまって。
(だから、フリースクールでも「連休はどうするの?」とか、「どうしたの?」と尋ね・・・、てないと思います。そう言いながら言っていたらごめんなさい!だし、本当に尋ねていなかったら、尋ねてほしいのに!と思う人には物足りないかも)
今年の大型連休は、特にどこへ行くでもなく、自宅でゆっくり過ごしました。家のことを少しやったり、やり貯めておいたり。ちょっと体調がよくなかった日もあって(天気で体調が変わることがあるんです・・・)、思ったこと全部はできなかったけど、普段なかなかできない「こまごまとした、でも繰り越していること」をこなしました。
子どものカバンを直す、大物を干す、ラミネート加工をする、などなど。細かいことも後へ、後へと繰り越してばかりだと、溜まりに溜まってずっと繰り越しっぱなし! となるので。「いつかやらなきゃ」なことを、こなす日に充てました。
こんな連休も、いいですよね。連「休」と言いながら休んでないじゃん、と言われるかもしれませんが。個人的には、ただボーっとするより少しは頭を働かすぐらいで、ちょうどいいぐらいの「お休み」でした。
お休みもあけ、いい具合にリフレッシュできた・・・、かな。昨日、連休明け早々都合によりお休みをいただきましたが、気もちも新たに! やっていきたいと思います!
4月になり、私の子どもたちもひとつずつ進級。進級式や始業式で担任の先生の発表を見て、一喜一憂(?)された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
先日、私の友人より。
「子どもの担任が、新任の先生だった~! 不安でしかない~」
この新任というのが、転任してきたのか、新採用なのかまでは尋ねませんでしたが。ここでは新採用だとして。
う~ん、そんなに不安? と思ってしまった私です。
確かに、採用されたばかりで経歴が浅い、という意味では、不安要素かなとは思います。てか、新卒いきなり担任!? と驚いたのですが、そういえば私が小学校のときも、新卒の先生が担任とか普通にもっていたな、と思い出し。今はわかりませんが、副担任というポジションの先生は、たぶんいなかったな・・・、って。
田舎だったからか、あるいは今ほど「様々な先生の様々な視点で」という姿勢が薄かったからか。だから担任の先生が出張で不在というと、自習になったり、となりのクラスの担任の先生や教頭先生、担任を持っていない先生が様子を見にきたり。もし副担任がいれば、こういうときは副担任が役割を担っていたんだろうな、と。
少しそれてしまいましたが。
新任の先生で、そんなに不安かなぁ? と思って、でも思ったことは口にできず。
だって、誰にも、何事にも、「○○1年目」ってあるのに。
今の住まいに引っ越してきたばかりなら、「○○市民1年目」。他、子どもが生まれれば「ママ1年目」。自分で店を始めたなら、「○○商店1年目」とか。
歴を重ねれば重ねるほど経験が積み重なっていく、というのもそうですが、誰しもその積み重なりがなかったことがあるはず、だよね? と。
そこを不安って言ってしまっては、相手のことを信用していないことになるよな? って。こと学校の先生って、信頼関係が大切になってくるわけで。
経験の浅さからくるところは、責めるよりも、協力できることはするよ! で、一緒に進めていけばいいじゃん! って思って。
でも一方で、いくら「初心を忘れず」と言っても、忘れちゃうことはあるしなぁ・・・。つまり自分に1年目があったことなんて、都合よく忘れちゃうしな・・・。
自分が子どもであったことなんて遠い昔! 忘れちゃった♪ なんて、自分が子どものときにされていやだったことを、子どもにも(たぶん)しちゃっているしな・・・、とか。
いろいろとあれこれ考えてしまいました。
フリースクール「ラヴニール」から通りに出て、昭和町駅を過ぎて文の里駅方面に歩いていく途中、道路反対側に小学校があります。でも不思議なことに、朝、ちょうど通学時間帯なのに、小学生が学校に向かう姿を見かけません。
あっ! いた! と思っても、なぜか通りとは反対側へ。
国立とか私立の子かな? と思っても、かぶっている帽子の校章真ん中には近所の小学校の略称が書かれているし、じゃあ何で逆方向? 通りを通ったら大人の足で5分は厳しくても10分以内で行ける距離・・・、子どもの足でも10分ぐらいで行けるだろうぐらいで行けるのに(小学校よりも先の文の里駅で8分想定なので、大人の足で10分かからないのは確実です)。
その日は、通りから1本入ったところにある商店街に用があり、通っていると、まだ短縮期間中だったのでしょう、お昼近くの時間帯だったけど、小学生が学校から離れる方角に歩いていました。商店街と細い道の交差点では、通りのほうに向かって歩いていく子もいます。
通りと商店街はほぼ平行。小学校の位置から考えると・・・、あ! そういうこと?
字で書くとちょっとわかりにくいですが、遠回りにはなるんですが、小学校からラヴニール方面へ帰ってくる場合、車の通行量が多い通りではなく、車(自転車はのぞく)の通行制限がある商店街が通学路になっているようです。
学校の近くってどんな感じになっているのかな、と見てみると、車がスピードを出せないようにわざとジグザグの道になっていたり、歩道橋や高いガードレールが設置されていたり、歩道と車道が同じ高さではなく歩道が1段高くなっていたり、いろいろ工夫がされているんだなと、改めて見て思います。
普段何気なく見ているところもじっくり見てみると、いつも気づけなかった何かが見えてくるな~、なんて思いながら、歩くときは少ししっかり観察しながら歩いてみようと思いました。・・・あ、事故には注意で!!
プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
15
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
カテゴリー
P R
忍者カウンター