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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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代表から、「大、中、小の使い分けの話をして~」と頼まれましたので、確かこの話ですよね? と思うことを書いていこうと思います。
 
「マイログ」で目標を立てるときに、「大きいことは小さくしてみる」ことを、ひとつの例として話すことがあります。たとえば前にも例に出ていた、「片づける」ではなく、「〇〇を片づける」と、具体的に絞り込んでみたり。
 
これは、人に何かを促すときにも使えます。
 
そうだな・・・。幼稚園などで、「お時間だから片づけるよ」と言っても、なかなかおもちゃを片づけない子がいたとします。改めて、「〇〇くん、ブロックをお片づけして」と指示を出したら、すっとブロックを片づけはじめた、という状況があったとしましょう。これは、「お片づけ」という広い範囲から、「ブロック」に、少し狭くしたら具体的になってわかりやすかったのか、動けた例。
 
それでも動かない場合・・・、このとき、「ブロック」は、いくつか別の種類のブロックが出ていました。もう少し具体的に、「大きなブロックを片づけて」と伝えてみたり、他にも様々な工夫はあるけれど、
 
大きい範囲(お片づけ)から、中ぐらいの範囲(ブロック)、小さい範囲(どのブロック)
 
大→中→小としていくことで、ひとりの子の行動を促すことができますよね。
 
でも、いつまでもこの「大→中→小」の流ればかりでいいわけでは・・・、ないですよね。この流れは「人の指示あってこそ」の流れ。可能であれば、人の指示なく自主的に、ゆくゆくは主体的に動いてほしいところ。
 
そのときは、逆に小→中→大が、考える機会を奪わず、いいかもしれません。
 
大→中→小の流れにもずいぶん慣れてきたころ、今度は質問をしていくことで自主的に動くことを促していくときに、
 
小 どのブロックをお片づけしたらいい?
中 何をお片づけしたらいい?
大 今は何をしたらいい?


・・・ということを、前に代表と話したよな、という覚えがあります。
 
これを見誤ってしまうと、まだ流れ的には大→中→小と具体的に指示していきたいところなのに、小→中→大の流れで指示をしてしまい、そうすると受け手側としては「曖昧な表現で逆に混乱する」ことになりますよね~、みたいな話をした気が。
 
うまく、そのタイミングを見極めていかなきゃですね~、って。
 
・・・こんな感じでしたっけ??
 
緩急もだし、この大・中・小もだし、人対人になると、本当に考えることがたくさん! だから楽しいし、その場で起こることにこうしたらいいんだ! というマニュアルは、何となくはあっても細部までこれ! というものは存在しない。だから、「どうあがいても必ず人対人になるもの」は、どれだけITなどが発達したとしても、残り続ける部分だ、と言われています。
 
認知能力と非認知能力、ですね。
 
さて、フリースクールでできることは、何でしょう? フリースクール「ラヴニール」が大事にしていること。それは、どういった面を伸ばすことにつながるのでしょう??
 
 
 
 

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 久しぶりのリレートークですね! 代表です。予告していたとおり、今回のテーマは「つばめ」。季節的にちょうどいいころではないでしょうか? 思い思いに語っていってみてくださいな♪
 
 だいぶ前にこのブログに投稿した気がするんですが、こんなところにつばめが止まっている、そして(つばめにしては)近づいても逃げない、飛んでもすぐにまた元のところに戻ってくるし、長い時間飛んだなと思ってもまさかの道路の真ん中に降りてしまったりして・・・、そしてしばらく観察していたら、民家の屋根を飛んで越えていった、というような内容だったと思います。
 
 あれ以来、つばめの動向が気になっています(笑)
 気にしているというほどでもないけれど、つばめの巣があるところを見上げては、またここでヒナが育っていくのかな、その間、フンの被害(?)は大変だろうけれど、でも成長も楽しみかもしれないな。そしていざ成長し、空っぽになった巣・・・。だいたい一か月ぐらい?のあいだに、いろんな様子が見られて、以前より気にしていることは確かです。
 
 小学校のときに国語の説明文で、つばめと馬だったかな? の育ちの違いを取り上げたものをやって、その後、帰り道につばめの巣を見上げながら帰ったこともあります。そのときは残念ながら一羽、まだ羽が生えるかどうかぐらいで巣から落ちてしまったらしいヒナがいて、大人になるって大変なんだと子ども心に感じたことも。
 
 今年も、どれだけのつばめが育ち、巣立っていくのでしょうか。遠巻きに見守っていきたいなぁと思います♪
 


 私自身、小学生のときに「生活科」を経験せず、1年生のときからしっかりと社会、理科に分かれていた世代なのですが、私の子どもは1,2年生は生活科、3年生からは社会、理科にわかれています。
 今の教科書ってどんな感じなんだろうと思って見せてもらったり、毎月の学習内容が少し気になったりするのですが、今さらながらわかったのは、「生活科」で自然、お店など「自分の身の回りの環境」を知り、「社会」では自分の身の回りから市町村→日本全域→日本の産業と、近いところから広いところへとどんどん拡大していくんだなぁと。
 そういえば私も、当時自分が住んでいた市のこととか、やったなぁ・・・。
 
 子どもに聞いたところ、今、社会では、「大阪市の様子」についてやっているようで、遠足であべのハルカスへ行ってきました。なるほど、比較的最近まで日本で一番高いビルだったハルカス、そして大阪の地形は比較的平坦。条件がよければ、かなり遠くまで見渡せたのではないでしょうか。
 
「西には海があった」
 
というように、どっちに何があると言うときに、方角が出てくるようにもなりました。
  
「それね、他のところでもやってみたよ」
と、ある人。
 その人の親戚の家に夏休みに行ったときに、展望台に行き、同じように東西南北何があるかを見て、まとめたんだそうです。大阪市とはちがって海が見えなかったり、もっと大きな山があったり、なかなか楽しかったんだそうです。
 
 これ、いいな。
 
 よくフリースクール内でも、冬に大雪の話題になったら、私の実家から届く積雪の様子を見せています(大雪というとまちがいなく積雪がある地域なので)。こうして、日本の中でもいろいろなちがいがあるんだなと知っていくのも、楽しいなと感じました。
 
 
 ・・・子どもの夏休みの宿題に、いいかもしれない♪
 

フリースクール「ラヴニール」の代表が最も苦手としていることが、「片づけ」です。
その代表が、今日はやけに「片づけがんばってるな」という日があったら、それは「代表の中でよほどガマンならなかったとき」だと思ってください。そのぐらい、代表でも気になる散らかり具合だったということで。
 
代表の場合、「しなきゃいけないことはわかっている、でもやろうと思っても取り組めない」という言い訳が用意されているらしく、何度か繰り返しています。「マイログ」でも「片づけという大きな括りではなく、今回はどこ、今回は、と、具体的に小さくしてみるのもひとつ」と言われているにも関わらず、そしてそのとおりやってみよとしているにも関わらず、それでもうまく取り組めない、そんなときがあるようです。一度特定の場所をやってみて、それでまた次の片づけまでの気力を貯めているうちに、前に片づけたところがすでに散らかっている状態、ということもあるみたい。
  
そんなときって、諦めちゃうのもひとつです。
今は何となく片づけをするまでの気力が、本当にないのかもしれない。片づけをするよりも休んでいたい、そういう心境なのかもしれない・・・。確かに「足の踏み場のない状態(代表談)」なのは少し気にはなりますが、最悪、命は落とさない! そう割り切っちゃってもいいのかもしれないです。
何を優先するか、です。疲れていても片づけをしてきれいな空間を手に入れるのか。それとも、疲れを軽減させることを優先するのか。
 
代表はこんなとき、疲れを軽減させるほうをとっているみたいですよ。
だから、部屋がいつも以上に散らかっているときは、「どこか調子よくないな」って、自分でもわかるようになったそうです。
 
最後に、「マイログ」の今月の目標の発表のとき、一応、ほとんどの月に「片づける」「〇〇を片づける」など目標を立てている代表。ちゃんと目標にしているのだもの、やらない言い訳ではないよ! ということは、フォローしておきます! 
 
  


 



 一般的に言われている大型連休は、今年は5月6日までだったようです。
 
 というわけで! フリースクール「ラヴニール」も活動再開。ここからは、7月の海の日まで、途中祝日がなく、個人的には「いちばん体力的にしんどい」時期ですが、そこは気力で! 乗り切っていきたいと思います! 梅雨も迎えるでしょうし、うまく乗り切りつつ。
 
 いわゆる「根性論」と呼ばれるものがキライな私。努力すればできるようになる! これ、ホントに苦手です。努力することをあきらめているのではなくて、いくらがんばってみてもできないことって、ありますよね。これまでも何度となく努力してきたけれど、それでもどうにもならなかったので、そろそろちがうことに時間や力を割いたほうがいいのかなと思っているのに、「それは根性が足りないから! 本人の努力が足りないから!」と言われると、ああ、虫唾が、蕁麻疹が・・・。
 
 その一環で、「早寝、早起き」も、実はあまり好きじゃない私。どうしても必要で、朝少し早く起きて、夜は日付が変わる前に寝るようにしていますが、本当は、朝遅く起きて日付が変わってからも起きていたいほう。そして、そのときがいちばん体調がよかったような・・・。
 
 ですが、「あ、これは早寝、早起きって言う理由が納得できるな」ということがひとつありました。
 
 大型連休、夏休みなどの長期休み後に体調を崩しやすい理由として、「どうしても休み中に不規則な生活を送りがちになるから」というものがありました。
 遅く起きても、その日は休み。学校に行く必要、仕事に行く必要もない。次の日も休みだから、夜遅くまで起きている・・・という生活を続けてしまうと、いざ、それまでの「朝起きて、学校や仕事に行って・・・」という生活に戻しにくくなるのだそうです。

 これ、子どもの学校からの手紙に「規則正しい生活を送りましょう」とあった中に書かれていたこと。
 
 そういえば、前にもどこかで書いたかもしれませんが、脳は「楽しい・うれしい」ことが大好きで、いろいろなことを習慣にしようと思うのなら、その行為を「脳が楽しいと思えるようにすること」が第一歩なのだそう(例えるならダイエットが長く続かない理由のひとつで、ダイエットがしんどいと感じると続かず、楽しいと感じると続く、というと、例としてわかりやすいのではないでしょうか)。そして、その楽しいと思ったことを回数続けることで、習慣として定着していくのだそうです。
一旦「夜更かしや遅起きを楽しい」と思ってしまうと、楽しいほうに傾くのは早いけれど、今度は逆に楽しいほうを知ってしまったがゆえに「早起きがしんどいな」と思ったなら、「夜更かしや遅起きが楽しい」と一旦思ってしまった脳を、もういちど前のリズムに戻そうとするのは・・・、きっと大変。
 
 学校からの手紙なので、学校での生活がある前提での内容になっていますが、なるほど一理あるなぁと思って読みました(完全賛同ではなく、「ふむふむ、なるほど」ぐらいです)。
 
 無理にそうしなさい、とは言わないし、もちろん一分一秒もズレてはいけないとも言いませんが、「規則正しい生活」、やってみてもいいのかもしれないですね。
 
 

プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
15
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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