フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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■ 学校に行けなくなる病気 ■
学校に行きたくないと思う自分を認めたくなかったのには、ある日、父から言われたことが関係している気がします。
「学校に行こうとすると、玄関で立てなくなったり、体調が悪くなったりする、『登校拒否』という病気がある」
父はこんな病気のことを教えてくれました。明確に登校拒否という言葉を使ったことも覚えています。
自分は学校に行きたくないと思うことはあっても、学校に行けている。玄関で立てなくなったり、体調が悪くなったりすることもない。憂鬱な気持ちだけ何とか押さえて学校に行きさえすれば、1日何とかなってる。だから自分は病気じゃない。そう言い聞かせながら学校に行っていたことを覚えています。同じ小学校内に弟もいて一緒に通学していたことから、何も理由なしに休めないと気を張っていた部分もあるかもしれません。
簡単に言ってしまえば
「子どもが学校に行くのは当たり前」
「当たり前である場所に行けないのはおかしい」
だったのです。自分にとって登校拒否(不登校)は、自分とは無関係で別世界のこと、関係のないことだと思っていました。たとえ病気だと言い訳が成り立っても、学校に行けなくなること自体おかしいと思っていたのです。もちろん今では学校に行けなくなるのは病気だとは思っていませんし、何かのきっかけで誰にもありうることだと思っています。
このような調子だったので、本当は学校に行きたくないと言うと、病気でもないのに自分を病気扱いすること、学校という当たり前の場所にも行けない悪い子だと認めてしまうことになるようで、登校拒否という病気があると教えてくれた父にも、本当の気持ちを言い出せませんでした。
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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