フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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子どもとの帰り道、上の子と自動販売機を見て、こんな問題を出しています。
「ミルクティーは、どの段のどっちから何番目にある?」
上の段の左から5番目にミルクティーがある場合、上記のとおり質問をしたのであれば、回答は子どもの自由。上の段と言わず下から○段目の、右から○番目、という答え方でもOK。
ときどき、
「ミルクティーは、どの段の左から○番目?」
他、上の段の右から○番目?など、ところどころ指定をすることもあります。
完全自由回答の場合、右から数えたほうが早いからと右から○番目と想定していると、まさかの左から○番目、と答えられることが割とあるので、両方から数えておく必要がありますが、それ以外は、じっくり自動販売機を見て、回答を選んでいます。
どこにある? が出題パターンとして多いですが、たまに
「この中でいちばん値段が高いのは、いくら?」
「この中で○円のものはいくつ?」
といったパターンもあります。
毎度同じ自動販売機でやるためネタをひねり出すのに苦労しますが、本人が望んでのこと。ならば、出すほうもそれに答えよう! という気もちでやっています。
あるとき、帰ってきてからのこと(つまり、目の前に自動販売機はない状態)。
「オレンジジュースが、右から4番目、左から9番目にあります。オレンジジュースがある段には、何本の商品が並んでいるでしょう?」
答えは、12本。
こうすれば一目瞭然ですね。
(左) ○○○○○○○○●○○○ (右)
ところが上の子は、
「13本! だって、9+4だもん!」
なるほど! 回答としては間違っていますが、(指を使いながら)足し算がんばったんだ!
4番目と9番目は重なる位置にあるのだから、合計から1を引く、という理屈はまだわかってはいないようで、次の日、実際に自動販売機でこのからくりを説明しました。
間違えられるときに間違えておいて、次にやるときに間違えなければいい。
そう言っています。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
とも言いますもんね。
勉強もそう。
計算問題も図形も、関数も。訳わかんないから、解き方を見ながら、何度も間違えながら解いていって、それでだんだん間違えなくなる。
漢字だって、間違えて書いたものを直して、正しい字を何度も書いて覚えて。
たくさん間違える分、たくさん学びなおすことができる。
だから、「間違えられるチャンス」を、大事にする。
その分だけ、正しいことをちゃんと覚えればいいんだから。
というわけで! 今日もたくさん間違えるぞ~!!(←何だかちがう)
「ミルクティーは、どの段のどっちから何番目にある?」
上の段の左から5番目にミルクティーがある場合、上記のとおり質問をしたのであれば、回答は子どもの自由。上の段と言わず下から○段目の、右から○番目、という答え方でもOK。
ときどき、
「ミルクティーは、どの段の左から○番目?」
他、上の段の右から○番目?など、ところどころ指定をすることもあります。
完全自由回答の場合、右から数えたほうが早いからと右から○番目と想定していると、まさかの左から○番目、と答えられることが割とあるので、両方から数えておく必要がありますが、それ以外は、じっくり自動販売機を見て、回答を選んでいます。
どこにある? が出題パターンとして多いですが、たまに
「この中でいちばん値段が高いのは、いくら?」
「この中で○円のものはいくつ?」
といったパターンもあります。
毎度同じ自動販売機でやるためネタをひねり出すのに苦労しますが、本人が望んでのこと。ならば、出すほうもそれに答えよう! という気もちでやっています。
あるとき、帰ってきてからのこと(つまり、目の前に自動販売機はない状態)。
「オレンジジュースが、右から4番目、左から9番目にあります。オレンジジュースがある段には、何本の商品が並んでいるでしょう?」
答えは、12本。
こうすれば一目瞭然ですね。
(左) ○○○○○○○○●○○○ (右)
ところが上の子は、
「13本! だって、9+4だもん!」
なるほど! 回答としては間違っていますが、(指を使いながら)足し算がんばったんだ!
4番目と9番目は重なる位置にあるのだから、合計から1を引く、という理屈はまだわかってはいないようで、次の日、実際に自動販売機でこのからくりを説明しました。
間違えられるときに間違えておいて、次にやるときに間違えなければいい。
そう言っています。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
とも言いますもんね。
勉強もそう。
計算問題も図形も、関数も。訳わかんないから、解き方を見ながら、何度も間違えながら解いていって、それでだんだん間違えなくなる。
漢字だって、間違えて書いたものを直して、正しい字を何度も書いて覚えて。
たくさん間違える分、たくさん学びなおすことができる。
だから、「間違えられるチャンス」を、大事にする。
その分だけ、正しいことをちゃんと覚えればいいんだから。
というわけで! 今日もたくさん間違えるぞ~!!(←何だかちがう)
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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