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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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 イベント情報をゲット! しましたので、お知らせします。チラシに掲載されているものをそのままテキストにして載せるので、お問い合わせは各自でお願いいたします。
 また、内容等については、フリースクール「ラヴニール」では何が何でもお薦め! というわけではなく、あくまで情報としての掲載となりますことを、ご了承いただきますようお願いいたします。


子どもの不登校 ~その時どうする?親の生活・仕事・気持ち~
 
「どうやって子どもと向き合えばいい?」、「仕事を辞めないといけない?」「自分だけがこんなにしんどい?」など、さまざまな思いがめぐり、親が思い詰めてしまうこともある子どもの不登校。
子どもに寄り添い、支えながら、親ががんばりすぎて疲弊してしまわないために、親自身の気持ちや生活、仕事との折合いについて考えます。
 
日時:11月5日(日) 14:00~16:00
会場:クレオ大阪子育て館
講師:中尾安代さん(「結空間」代表)

 講師プロフィール

 大阪府富田林市を拠点として、引きこもりや不登校の支援活動をしている。「結空間」代表(2003年設立)。
 2人の子どもの不登校を経験。
 平成19年大阪府草の根人権賞奨励賞、内閣府平成26年度チャイルド・ユースサポート章受章。フォイヤーシュタイン認知能力教科プログラムメディエーター。

対象:テーマに関心のある方
定員:50名(申込先着順)
一時保育、手話通訳あり。ともに要事前申込10/26(木)締切。一時保育は3ヶ月から小学3年生まで。

主催:大阪市立男女共同参画センター子育て活動支援館






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 10月1日、大阪成蹊大学を会場に、「つながる2023」が開催されました。フリースクール「ラヴニール」も、ブース出展。新聞での報道もあったそうで、当日は午前、午後ともかなりの人出があったそうです! 実際にブースにお越しいただいたり、資料を持ち帰っていただいたり、何か小さな情報のひとつとしてひっかかったのであればいいなと思いました。 
 
 久しぶりにお会いした方もいたり、活気あるなあと感じる場面が何度かあったり、熱量、細かいニュアンス、何か話そうとしたときの間・・・。やっぱり画面越しではなくリアルがいい! と感じました(と、なかなか今の人間にバージョンアップできない私)
 
 今回はどんな方に訪問いただいたかを割としっかりメモをしてみました。今後、何か記入できるシートみたいにしてもいいかもしれない・・・。お伝えする工夫もいろいろ。
 
 まだまだワクワクが止まりませんが、このワクワクが静まらないうちに思ったことをカタチにする作業に進めていくとしますか。
 

 イベントから3ヶ月経過してしまいましたが、ご報告。
 
 3月11日(土)、テーマは、大阪大学の公開研究会「フリースクールの運営とお金」。なかなかスルドイ!テーマ。
 
 不登校の状況から、フリースクールの実態、非営利型民間フリースクールに見られる、4つの特性。ただこの4つの特性を追求すると、今度は組織の存続(金銭的な部分)に危機が起こる。このアンバランスを、どう乗り切ってきた(いる)のか、いくつかの団体の事例をもとに発表がありました。
 
 残念ながら用事のため途中抜けしたのですが、よく、「理念は立派なのだけどね・・・」「お金、そんなにかかるんですか??」等・・・。言われてしまうのです。フリースクール「ラヴニール」とは、いただくお金で場所の維持・新たな備品の調達や修繕などに充てているのですが、それでも、実は赤字なぐらいです。
 ならば、会費をあげるのもひとつの手段かもしれない。そうしたときに、果たしてそれだけいただくだけの価値を、団体として提供しているだろうか?(この逆も然り)
 
 もちろんイチ消費者として安いに越したことはないけれど・・・、でも実際に場を回すには、これぐらいなければ場は回らない・・・
 
 という、ジレンマに陥ります。
 
 これを、何となく頭ではわかっているけれど、状態だったところ、こうして発表いただいたことで、より明確になりました。
 
 乗り越えるための事例も、ある団体にとってはこの方法で乗り切ったけれど、別の団体はそれとは真逆の方法だったり・・・、と、ひとつでないことが、余計に考えさせられるテーマだったなと思います。
  
  
 以上で、2月から3月にかけて参加した各イベントのご報告は、終わりです!(ようやく!)
 また何かイベントがあったときには、できるだけこの場にて報告していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 
 その前に、イベント情報のPRも、ですね。こういったイベントの収入は、各開催団体の収益・活動資金にもなると思うので。少しでも協力できるなら!!
 
  
 

 


 昨日に引き続き、イベントに参加のご報告。こちらは、3月に参加したものです。久しぶりに神戸までお出かけしました。イベントに興味があったのもだけど、三宮まで「プチ遠出」も、いい息抜きになりそうだと思って(神戸の街、好きなんです。海も、山も)
 
 以下、参加したイベントの概要です。
 
参加したイベント:
 待つこと、聴くこと、そしてともにゆらぐこと
 ~子どもの権利とオンブズパーソン~
 
開催日・スタイル:
 2023年3月5日(日) 現地参加
 
主催団体:
 兵庫フリースクール等連絡協議会
 
 講師に浜田進士さん(子どもの権利条約総合研究所副代表 関西事務所長)をお招きしての講演と、会場より質問を受け付けての質疑応答、ワークショップ。リアルでお会いできたのは久しぶり!な方がたくさんで、神戸まで来た会が、これだけでもあった! と思えたイベントでした。
 
 う~ん、やっぱりリアルがいい!
 機材やスタイルに慣れていないだけかもしれないけれど、やはりオンライン、またはハイブリッドだと、どちらかがおろそかになったり、機材のやりくり(音声の調整や何やかんや)で時間が取られたり、「ああ、もったいない!」と思うことが多かったので・・・。
 でも、オンラインでもイベントができるってことがわかってしまったので、今後はオンラインのみ、ということは減ってしまうのかもね・・・。と、お会いした方たちと。
 
 話が脱線してしまったので、話題を内容に戻して。
 こちらでも、個人の感想を中心に。 
 
 子ども「オンブズパーソン」とは。どう必要なのか。子どもの声が声として受け止められにくい現状。これを打開「しうる可能性」として、こども基本法・・・
(これの前に報告をした2/23「日本フリースクール大会」の分科会で思ったことが、頭をかすめていきました)

 子どものミカタであること。ミカタとあえてカタカナなのは、同じ音で複数の意味を込めているから(この場では、「味方」と「見方」)。子どもは制度ができるまで待てない、できてからは遅い→「今」を生きる人間であるから。
  
 支える大人の条件として、「きいてくれる人」、「いろんな居場所」、「誰もが利用を考えられる仕組み」。これらを「色眼鏡」(=先入観なしで)。
 同じ講師、別のイベントで講演を聴いたことがあるのだけど、そのときに言っていた「Mのワナ」とのリンク。
 
 とにかく、新しい前例をつくること。「前例がないからできない」ではなく、「こんな前例がある」。
 
 かつて子どもだった立場の大人が、なぜ子どもだったことを忘れてあれやこれやと言うのか。
 そこには、「かつて全員が当事者(この場合は、かつて全員が子ども)だったという難しさがあるから。
 
 ライツ=権利 よりも、ライツ=当たり前 ぐらいがちょうどいい(「福沢諭吉はかつて、『権利』は最悪の訳語だ」と言ったのだそう)
 
 
 上記の感想にも書いたとおり、私は以前、別の講座で浜田さんのお話を聞いたことがあるのですが、そういえばそのときに、子どもの権利条約を、「子どもにもこのような権利(当たり前の決まり)があるのだということを、何となくの感覚ではなく文章にしたもの」と、自分の中で理解したなぁと思い出しました(子どもの権利条約についてこの理解が正しいのかはわかりませんが)。
 
 こちらも、まだまだ雑な手書きのメモより。先日の日本フリースクール大会の報告とあわせて、見返せるようにキレイにして残しておこうと思います!! 
 
 
 

以前のイベント報告の続きです。
 
参加したイベント:
 JDEC2022 日本フリースクール大会
 
開催日・スタイル:
 2023年2月23日(木・祝) 現地参加とオンラインのハイブリッド
 ギリギリまで現地参加も考えたけれど、今回は泣く泣くオンラインで参加
 
主催団体:
 NPO法人フリースクール全国ネットワーク
 
参加した内容:
 基調講演、分科会
 
 今回のご報告は、分科会部分。私は4.「こども基本法と多様な学び」、8.「フリースクールにおける権利擁護」に参加。こちらでは個人情報とはいかなくても、やや詳細目の内容に触れる部分もあったため、注意しながら、主に4.についてあくまで感じたことについてのご報告に留めます。
 
 講師プロフィール等については、こちらから。

 https://freeschoolnetwork.jp/p-jdec/4898
  
 イベントが2月だったため、こども家庭庁発足前でした。4月に発足するこども家庭庁に期待すること、こども基本法に込められたこと、について共有しあいました。
 
 こども基本法については、1989年に国連総会にて採択、日本では1994年に批准された「児童の権利に関する条約」(=子どもの権利条約)の理念を盛り込んだものであること。
 こども家庭庁については、子どもに関する各政策について、これまでは各省庁でバラバラに行われていたものを、一本化して行い、各省庁に子ども政策の改善を求めることができる(たとえば、同じ「(乳)幼児が通う場」でも、管轄は保育所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省、両方の昨日を併せ持つ認定こども園は内閣府、など)。
 こども基本法に、「子どもの声をもっと取り入れ、反映させる」ことが、条文に盛り込まれていること。
 こども基本法について、国がつくる大綱に沿って、では都道府県は? 市町村は? 一個人(大人)としては、何ができるのか?
 法律について、子どもに関係することだから子どもだけが知っていればいいのではなく、子どもが最善の利益を果たせるよう、子どもを取り巻く周囲も知っていく必要があること。
 
 といったあたりを感じました。
 
 子どもの権利条約について、「子どもがよりよく生きるための基本的なことを文字の形にしたもの」というぐらいのざっくりした認識でいるのが、もっとよりよく知りたい! 学びたい! と思うようになりました。
 生きやすいとは? よりよく生きるとは? そのために、私個人が、フリースクール「ラヴニール」が出来ることは?

 こちらも、考えれば考えるほどキリがないなぁ・・・。

 
 



 

 ★ 明日は都合により、フリースクールはお休みをいただいております。ブログもお休みです。
プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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