フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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11月下旬、間の祝日や土日曜も含めて、22日から27日までお休みをいただきました。このうち、25日(土)、26日(日)に、子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた に参加してまいりましたので、そのご報告をいたします。
あまり個人情報にかかわる部分は話題としてはあがらなかったように思いますが、それでもできるだけぼかしながら、何度かにわけて進めていきたいと思います。
まず、このフォーラム。「子どもの権利条約」とあるとおり、子どもの権利条約について何らかかかわろうぜ! というもの(でなきゃ、「子どもの権利条約」って付けないですよね)。今回の愛知県豊田市での開催で、第31回目。えっ、31回も!?と、まず驚き。1993年に第1回が開催され、その後これまで、大阪でも2回、関西に広げれば兵庫でも1回開催されていました。今回の豊田市も、同じ「愛知」ではですが、2012年にも開催されていたようです。
開催時期は必ず、11月20日前後。これは、子どもの権利条約が1989年11月20日に国連総会にて採択されたことに由来しているそう。ちなみに11月20日は、子どもの権利条約から30年前に「児童の権利に関する宣言」が、同じく国連総会にて採択された日でもあります。
「子ども」に関することで11月20日は、とても大切な日だ、というわけですね。
かなりの余談ですが、私の子どもが利用している保育園では、11月の歌に「世界中のこどもたちが」が設定されています。少なくともこの7年ぐらい、ずっと。
もっと余談でいくと、今年の下の子の運動会、お遊戯だったかかけっこだったかの入場のときに流れたのは、「世界中のこどもたちが」だったなぁ・・・。ちょっとうれしかったり(好きな曲なんですよ♪)
日本は、子どもの権利条約には、1994年4月に批准しました。
あれ? フォーラムの第1回が開催されたのは1993年。つまり、日本が子どもの権利条約に批准する前から、フォーラムは開催されていたということ。批准に向けて国会での話し合いはすでに行われている段階だったかもはしれませんが、すごい!
補足: 批准の前に「署名」の時期があったようで、それだと、1990年9月だそうです。「批准」「署名」など、各用語については、こちらのサイトを参照しました。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/nani/history/hi_s2.htm
さて、この「子どもの権利条約」。何かと誤解されてしまうものでもあります。特にあるのが、
「子どもに権利なんか与えたら、子どもがどんどん生意気になる」
というもの・・・。
私も実際に言われたことがあります。ずいぶん昔ですが、「子どもの権利条約」の中身は知らず(あ、今も詳しくは知りません!)、でも「子どもの権利条約」という言葉を知ったばかりで、言葉だけで意味も知らないのに、きっと素晴らしいものにちがいない! と思った若かりしころの私。もうすでに「子ども」と呼ばれる年齢ではありませんでしたが、当時働いていた場所で、それこそ目をキラッキラさせていたのではないでしょうか。
「子どもの権利条約っていうのがあるんですって!」
と言って、同僚から即座にかえってきた言葉が、
「は? そんなの、子どもがつけあがるだけやん」
ちなみに働いていたのは子どもに関係する場所。言った人、保育士の有資格者。もう、悲しくなりました。と同時に、「ああ、これがきっと世間一般的な認識なのかな」とも。
いつ、と具体的には言いませんが、2000年代の話。それだけ、今より当時のほうが子どもの権利条約に関する認知度は低かったという裏返しなのかもしれません。このころからずっと、子どもの権利条約は私にとって気になる存在でした。・・・気になるくせに、その中身(条文)を具体的に知ろうともしませんでしたが(汗)
こんな、「子どもがつけあがるだけ」とリアルに言われたときも、フォーラムは開催されていたんだなと。
そして今回、31回目のフォーラム。サブテーマは、「知って♪ 感じて♪ こどものけんり ~「しってる」から「〇〇」へ~
知っているよ! だけでなく、「知っているから一歩進めましょう!」。これまで条文の中身まで具体的に知ろうとしなかった私にとって、より具体的なサブテーマ! よぉし! たくさん学んで帰る! と、もうワクワクでしかありませんでした。
・・・と語っているうちに、だいぶ長くなってしまいましたね。
前段階の情報、個人的なことで終わってしまいましたが、明日こそ、どんな様子だったかの報告に入っていきたいと思います。
あまり個人情報にかかわる部分は話題としてはあがらなかったように思いますが、それでもできるだけぼかしながら、何度かにわけて進めていきたいと思います。
まず、このフォーラム。「子どもの権利条約」とあるとおり、子どもの権利条約について何らかかかわろうぜ! というもの(でなきゃ、「子どもの権利条約」って付けないですよね)。今回の愛知県豊田市での開催で、第31回目。えっ、31回も!?と、まず驚き。1993年に第1回が開催され、その後これまで、大阪でも2回、関西に広げれば兵庫でも1回開催されていました。今回の豊田市も、同じ「愛知」ではですが、2012年にも開催されていたようです。
開催時期は必ず、11月20日前後。これは、子どもの権利条約が1989年11月20日に国連総会にて採択されたことに由来しているそう。ちなみに11月20日は、子どもの権利条約から30年前に「児童の権利に関する宣言」が、同じく国連総会にて採択された日でもあります。
「子ども」に関することで11月20日は、とても大切な日だ、というわけですね。
かなりの余談ですが、私の子どもが利用している保育園では、11月の歌に「世界中のこどもたちが」が設定されています。少なくともこの7年ぐらい、ずっと。
もっと余談でいくと、今年の下の子の運動会、お遊戯だったかかけっこだったかの入場のときに流れたのは、「世界中のこどもたちが」だったなぁ・・・。ちょっとうれしかったり(好きな曲なんですよ♪)
日本は、子どもの権利条約には、1994年4月に批准しました。
あれ? フォーラムの第1回が開催されたのは1993年。つまり、日本が子どもの権利条約に批准する前から、フォーラムは開催されていたということ。批准に向けて国会での話し合いはすでに行われている段階だったかもはしれませんが、すごい!
補足: 批准の前に「署名」の時期があったようで、それだと、1990年9月だそうです。「批准」「署名」など、各用語については、こちらのサイトを参照しました。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/nani/history/hi_s2.htm
さて、この「子どもの権利条約」。何かと誤解されてしまうものでもあります。特にあるのが、
「子どもに権利なんか与えたら、子どもがどんどん生意気になる」
というもの・・・。
私も実際に言われたことがあります。ずいぶん昔ですが、「子どもの権利条約」の中身は知らず(あ、今も詳しくは知りません!)、でも「子どもの権利条約」という言葉を知ったばかりで、言葉だけで意味も知らないのに、きっと素晴らしいものにちがいない! と思った若かりしころの私。もうすでに「子ども」と呼ばれる年齢ではありませんでしたが、当時働いていた場所で、それこそ目をキラッキラさせていたのではないでしょうか。
「子どもの権利条約っていうのがあるんですって!」
と言って、同僚から即座にかえってきた言葉が、
「は? そんなの、子どもがつけあがるだけやん」
ちなみに働いていたのは子どもに関係する場所。言った人、保育士の有資格者。もう、悲しくなりました。と同時に、「ああ、これがきっと世間一般的な認識なのかな」とも。
いつ、と具体的には言いませんが、2000年代の話。それだけ、今より当時のほうが子どもの権利条約に関する認知度は低かったという裏返しなのかもしれません。このころからずっと、子どもの権利条約は私にとって気になる存在でした。・・・気になるくせに、その中身(条文)を具体的に知ろうともしませんでしたが(汗)
こんな、「子どもがつけあがるだけ」とリアルに言われたときも、フォーラムは開催されていたんだなと。
そして今回、31回目のフォーラム。サブテーマは、「知って♪ 感じて♪ こどものけんり ~「しってる」から「〇〇」へ~
知っているよ! だけでなく、「知っているから一歩進めましょう!」。これまで条文の中身まで具体的に知ろうとしなかった私にとって、より具体的なサブテーマ! よぉし! たくさん学んで帰る! と、もうワクワクでしかありませんでした。
・・・と語っているうちに、だいぶ長くなってしまいましたね。
前段階の情報、個人的なことで終わってしまいましたが、明日こそ、どんな様子だったかの報告に入っていきたいと思います。
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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