フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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⇒雨の季節
この中で、「(自分の)そうも言っていられない状況・場面もたくさん出てくるでしょうけど、『それが許される場』」というくだりがあります。
ルールって、あちこちでちがうんですよね、ということ。
野球観戦に行く場合でも、たぶん大体はカン、ビンの持ち込みはダメだと思うんですが、ペットボトルは球場によって扱いが異なったり(・・・のはず)。
大きなレジャー施設だと食べ物を一切持ち込んではいけない、とか。
他にも、こんな経験はありませんか?
公園に遊びに行って、自分だけ他の子よりも早い帰り時間を指定されていたり。
あるいは、家に友達が遊びに来て、自分としてはもう遊びをやめなきゃいけない時間だからと友達に伝えると、「え~? だって、○時まで遊べるもん」と、異なる時間を基準にされて遊び続けられたり。
個人単位でも、国単位でも。ルールってそれぞれでちがう。ちがって当たり前なんです。
ここではこれがOKだけど、こっちはダメなんだね、と、いろんなルールがあるからこそ、相手の立場を考えたり、相手を思いやったりできる。そう思うんです。
じゃあ、そのルールが、なんだか理不尽だなぁと思ったら。
簡単です、変えちゃえばいいんです!
ただ「変えちゃえばいい」と簡単に言ってしまったけれど、実はこれ、簡単なことではなくて、家のルールを変えたいなら保護者の方と、住んでいるところや国のルールを変えたいなら、国会という場で議論をして、という手順が必要で、それは時間がかかったり、その割には受け入れられなくて骨折り損だったり。
ルールを変えてほしい! と言われた側は、一概に「ダメ」ではなくて、「なぜ変えてほしいと思うのか」と尋ねたり、ダメな場合でも「では、なぜ変えちゃダメだと思うのか」を、ちゃんと正しく伝えたりといった過程を大切に、たとえば全部を受け入れる・受け入れないではなくても、この点なら受け入れられるよ(できないよ)でも、いいと思うんです(だたし、「ダメ」と言うときには「何となく」とか「みんなはそんなことしていない」などではなく、受け入れられない人の気もちとして伝えるのが、大事かも)。
家や国のルールを変えるのは難しいかもしれないけれど、ラヴニールは、たぶん家や国よりはスピーディーに! ルールの話し合いができる場だと思っています。
もし自分にとって何だかなぁと思うことがあったら、そのときはみんなで考え合うことにしています。
今は持ってくるものの制限はしていないけれど、音の出るものを持ってこられたら、勉強している人にとっては集中しにくい、という場合。
食べ物も特に制限はしていないけれど、おやつを食べながらゲームをするのは困る、という場合。
こんなことやあんなこと。ルールはいろいろあるんだなということ。
そしてそのルールは、変えることもできるということ。
家でも学校でもない場所として、こんな「いろいろ」をお伝えしていくことが、フリースクールのひとつの役割かなぁと思っています。
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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