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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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 I-Siteなんばにて開催された、第4回おるたねカフェに参加してまいりました。
 第1~3回もあったのですが、第4回に、まさかのこの方をお呼びする!? やってくれるっ! と、早い段階から申し込みをしたことを覚えています。

 苫野一徳さんと、吉田敦彦さんの対談があるとなっては、こりゃ、行かなきゃ!

 苫野さんが著書の中で述べていることは、私の頭の中で、「そうそう!」と、ストンと落ちるものが多く、ことあるごとに引用できるようにと付箋を貼って印をつけているのですが、今回、講演のときには、2つの著書を持参。

苫野さん著書2017.12.2_3 苫野さん著書2017.12.2_4

 最終的にサインをしてもらう、とかは考えていませんでしたが、この2冊の本は、私に常に、「何のために勉強をするのか」という指針を与えてくれています。
 だから今回も、「自分自身が考えている学びについて、さらに深めたり改めて疑問に感じるところが得られたら」という気もちで参加。他、質問の機会があれば、今苫野さんが設立準備に携わっている「軽井沢風越学園」について、なぜ軽井沢の地で? などたずねることができたら、と。

結論を先に言うと、風越学園をなぜ軽井沢に?との疑問は講演の中で答えていたので、直接質問の機会はなかったけれど、おおむね著書にあることを話していたなぁという印象。

 哲学というと、えっ、思いきり難しそうやん・・・、となりそうだけど、正しい答えというのはなく、「誰もが納得できる答えにどれだけ近づけるか」。その意味で、私は、苫野さんの勉強に対する考え方として「<自由>になるため」(苫野 2014a)には、ものすごく納得できるし、講演中に、何度も「<自由の相互承認>の感度を育む」(苫野 2014b)と言っていたことが、印象的でした。

 物事の考え方においても、「一般化のワナ」「問い方のマジック」(いずれも、苫野 2014a)といった、著書で見かけた言葉が出てきたり、上記の「自由の相互承認の感度を育む」についても、あっ、これも読んだ記憶があるぞ? と、わくわくしながらの講演でした。

 私なりに、なぜ勉強するのかと問われたら、苫野さんの「<自由>になるため」に、個人的な経験を補足をして、「様々な知識をもっていたら、あれやこれと結びつけて多方面から考えることができるし、いろんな人と交流もできるだろうし、これって、固定的な考え方じゃなくて、もっと自由に広く考えられるってことでしょ?」と、答えるかな。

 さて、皆さんは、なぜ勉強をしますか?
 そして、なんで勉強しなきゃいけないのかと問われたら、どう答えますか?

引用文献:
苫野一徳 2014 「勉強するのは何のため?」日本評論社 p.15-36、p.73-75
苫野一徳 2014 「教育の力」 講談社現代新書 p.54
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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