フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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すみれオより、
大型連休があったあとに学校に行きづらくなる子が増えると聞いたことがあるんですが、それぞれの体験の上ではいかがですか? 私は昔ほどなくなってはきているのかなぁとも思うので、もう神話レベルで昔の話じゃないですか? とか思ってしまうんですが、そんな神話でもいいので、教えてください。
すみれオが言う「大型連休のあと」というのは、春の大型連休、夏休み、それから冬休みのことでいいかしら。確かに、私自身も正式に行かなくなりだしたのは9月だったし、その後進学した先でも、やたらと担任が「一度休むとだらだらと休み続けることになる。そうすると、五月病だ六月病、九月病になる」って息まいてたなぁ・・・。だから、大型連休のあとって結構警戒されていたんじゃないかな。
今思うと、なんでそうなるのかの背景に目をやってなかったんだなと思う。入学した当初の常套句というかが、「3年後の3月に、入学した全員そろって卒業しよう」だったから、とにかく「休む」ということに恐怖を覚えさせる(休むことに対して否定的)だったんだと思う。学校がね。
フリースクールの仲間内でも、ごく一部だけど、6,7月ぐらいと、10、11月、2月ごろに見学が集中するのを「ピーク」って呼んでいたこともある。夏の大ピーク、秋の大ピーク、冬の小ピーク、みたいに。けれど今は、一時に比べたらこのピークも落ち着いているのかなという印象があるよ。
まず、フリースクールなどに見学に来るお子さんと保護者の場合、外に出てみよう!と思うタイミングが人によること。9月に学校に行きにくくなったとしても、そこから見学してみようと外に気もちが動くタイミングは人それぞれだということ。また、以前よりも学校に行かないことに対する罪悪感的な部分が小さくなっていること。付け足して、以前よりも「どうしても学校に合わない」人に対しての認知が学校内や家庭にも広がってきている。このあたりが感覚でだけど考えられるかな。
だから、今はもはや神話化した、とまでは言わないけれど、言われとしては残っているね、ぐらいかな。
もちろん日常のことでも言えることだけど、パターンを鵜呑みにするんじゃなくて、こういうパターンもあるけれどそうでない場合だってあるよね、というゆる~いぐらいの、おおらかな感じで頭の片隅に残しておいて、そういえば・・・、って引き出してこれるぐらいがちょうどいい具合だと、私は思う♪
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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