トランプの神経衰弱をしていたときのこと。
そのときは個人戦ではなく、２対２のチーム戦。先攻のAさんが２枚をめくり、後攻のＡさんが２枚、先攻のＢさんが２枚・・・、というふうにしていき、同じチーム同士なら教えあってもいい、というルールのもと、やろうとしました。

Mちゃんが、そこでひとこと。

「うち、カードとか覚えられへん・・・」

すかさず、Yちゃんが。

「ここは、その辺ふんわりしているから、大丈夫やで」



「もう！　○○のせいで負けた！」

「だから○○とは組みたくなかったんだよね～」

こんな相手を責めるような言葉、ラヴニールでは聞かれない。
Yちゃんの「ふんわり」っていうのが「もし負けても責められることはないよ」という意味なのだとしたら、それを、（ラヴニールの中では）先輩のYちゃんが、後から入ってきたMちゃんに教える・・・。先に来ていた分だけ様子を知っていたMちゃんだからこそできたこと・・・。

ラヴニールがこんな場所だということを、後から入ってきた子が教わり、次にこの子が先輩になったら、後から入ってきた子に受け継いでいき・・・。子ども同士がこうして伝えていく空気感を、大切にしていきたい。

ふと、そう思った一場面でした。

「お泊まり会がしたい！」

そう声があがったのが、２週間前。みんなの予定をうまくすり合わせ、すり合わせ・・・
結果、２週間後という急めの開催ではありましたが、お泊まり会をいたしました。

夕飯は、その前の日まではカレーにしようと思っていたけれど、活動時間中に話し合った結果、ちゃんこ鍋に。
カセットコンロは・・・、あ、あった！　カセットコンロはないとばかり思っていたので、見つけたときには宝物を見つけたような、ちょっとうれしい気分・・・

17時の通常活動終了後、食材を買いにスーパーへ行き、材料をカット。ある程度はキッチンで作ってしまい、カセットコンロは保温の役割。こうすることで、１本しかなかったガス缶を節約、節約・・・



翌日、お昼に解散となりました。

不登校・ひきこもり経験者の語り場「るぱっせ」が、１月25日に開催されました。
12月21日に開催された分も合わせて様子をお知らせします。

いずれの日も人数が少なくこじんまりと。
12月21日は、ざっくばらんに。1月25日はふか～い話も。
ひとくちに「不登校」「ひきこもり」と言っても、言葉でくくると同じ経験のように見えて、体験してきたことは千差万別。親を含む周囲からの理解、親戚関係、言われてきたこと・・・

違いを知る楽しさがありました。

次回の開催日は、2月22日(日)、午後２時からです。

ラヴニールでは、数人で何かする、というときに、誰でもわかりそうなルールのゲームをやる場合があるのですが、だいたい、坊主めくり、トランプで大富豪、ババ抜き、ぶたのしっぽ（ちがう名前の似たようなやつがあるかも）。

これらをしていたら、なんとなくわかってきました。

Ａ：
瞬発力が必要な「ぶたのしっぽ」が得意。いまのところ、基本的にいつもトップ。
なのに、完全運まかせの坊主めくりでは、「残念」の称号が与えられてしまうぐらい。
２ゲーム平均の獲得枚数が、0.5枚、なんてこともありました。

Ｂ：
どのゲームも平均的なのに、瞬発力を要するゲームは圧倒的最下位。

それぞれに、見事に「役割」があるんですねぇ・・・。
適材適所、ってことで☆

新年、明けました！
７日、８日だと、関西の多くの学校やフリースクール等も含めて、活動を始めた場所が多いのかな、なんて想像をしますが、ラヴニールの活動開始日は、もう少し先となります。

さて、１月10日～11日にかけては、日本フリースクール大会に参加してまいりました。

2014年、えっ？　何なに！　と思うような、突然のできごとなどがありまして、「学校以外の居場所」の動きは、あわただしく動くのか？　どうなのか？　というところにあります（個人的に）。
中身も濃く・・・、いや、濃いのは毎度のこと。一体この先どうなるんだろう？　どう動いていったらいいんだろう？

走り書きでメモをしたノートの字が、自分でも読めないぐらい（コラ）、一生懸命でした。
・・・たぶん。

そういえば、期間中はいいお天気でした。会場となったオリンピックセンターの窓から見える「このお方」にも、毎年の誓いをいたしました。



この景色と、日本全国に散らばる同業の仲間。
みんながいるから、がんばれる！