フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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昨日完成した通信。早速少しだけ印刷して、利用している人には手渡ししました。
手渡しした通信をその場で見る人もいれば、家まで大事に持ち帰る人もいます。
「あ~、わかるわ」
とある人が言うので、
「何が?」
と尋ねると、
「ここ。『わからない』って言ってんのに、『わからないわけがないでしょ』のとこ」
代表、共感してもらえたみたいですよ!!
少し紹介すると、「わかる」って言ってもらえたのは、通信内の親の会の様子(一場面)です。
「こっちだって、『わかんない』って答えてるのになぁ」
うんうん! ちゃんと答えてるのにそう言われたら、たまったもんじゃないよね。
「『それでもどうしても聞きたい』って思うのが、私も知らなかったけど、親なんよ」
と、代表。
「もし、理由がわかってそれに対応することで状況が変わるかも、って思うと、わからないって言われたって知りたくなるんよ」
「そう言われても、わからんもんはわからん」
「それに理由を言ってその通りにされたとしても、『うざっ! ほっといて!』って思うかも」
「どうしてそう思う?」
「う~ん・・・。自分でもよくわかんない。でも、ほっといてほしいって思う」
「『うざっ!』って、言ったことある?」
「あるある!」
「そのとき、なんて言われる?」
「キレて、『親に向かってその言い方はないでしょ!』って」
「で、どうなる?」
「結局、説教食らう。ほっとかれなくて、あ~あって(自己嫌悪?)」
その後、スタッフ同士振り返ったときのやりとり。
「難しいなと。親御さんの理由を聞きたいっていう気9持ちもわかるし、言いたくない! っていう気持ちもわかるし」
「確かにね~。お互いに立場が違ってくるから、そこで相違が起きちゃうんだよね」
「けど、子どもの側からしたら、『わからない』っていう答えは、もうそれ以上でもそれ以下でもない。だから、親御さんにはここで『第三者』として、でもかつて子どもだった立場で、『わからないと言う以上は、本当に本人もわかっていないのかもしれませんね~』って言いながら、余裕があれば『私もそうでした』エピソードを入れるかも」
結論にいたるまでもう少し振り返りは続きますが、端折ると、それぞれの気持ちを「相手と自分とはちがうもの」で受け入れられたら、相手はこういう気持ちで心配であったりほうっておいてほしいって思うんだってわかったら、だいぶちがうのかもしれないな、というところに落ち着きました。
子どもの気持ち、親や大人としての気持ち。その、どちらも受け止めて相互の「橋渡し」をしていくのが、私たちフリースクールのスタッフの仕事なんだと、改めて思いました。
★ここでご紹介した会話部分は、いくつかのエピソードを織り交ぜています。
手渡しした通信をその場で見る人もいれば、家まで大事に持ち帰る人もいます。
「あ~、わかるわ」
とある人が言うので、
「何が?」
と尋ねると、
「ここ。『わからない』って言ってんのに、『わからないわけがないでしょ』のとこ」
代表、共感してもらえたみたいですよ!!
少し紹介すると、「わかる」って言ってもらえたのは、通信内の親の会の様子(一場面)です。
「こっちだって、『わかんない』って答えてるのになぁ」
うんうん! ちゃんと答えてるのにそう言われたら、たまったもんじゃないよね。
「『それでもどうしても聞きたい』って思うのが、私も知らなかったけど、親なんよ」
と、代表。
「もし、理由がわかってそれに対応することで状況が変わるかも、って思うと、わからないって言われたって知りたくなるんよ」
「そう言われても、わからんもんはわからん」
「それに理由を言ってその通りにされたとしても、『うざっ! ほっといて!』って思うかも」
「どうしてそう思う?」
「う~ん・・・。自分でもよくわかんない。でも、ほっといてほしいって思う」
「『うざっ!』って、言ったことある?」
「あるある!」
「そのとき、なんて言われる?」
「キレて、『親に向かってその言い方はないでしょ!』って」
「で、どうなる?」
「結局、説教食らう。ほっとかれなくて、あ~あって(自己嫌悪?)」
その後、スタッフ同士振り返ったときのやりとり。
「難しいなと。親御さんの理由を聞きたいっていう気9持ちもわかるし、言いたくない! っていう気持ちもわかるし」
「確かにね~。お互いに立場が違ってくるから、そこで相違が起きちゃうんだよね」
「けど、子どもの側からしたら、『わからない』っていう答えは、もうそれ以上でもそれ以下でもない。だから、親御さんにはここで『第三者』として、でもかつて子どもだった立場で、『わからないと言う以上は、本当に本人もわかっていないのかもしれませんね~』って言いながら、余裕があれば『私もそうでした』エピソードを入れるかも」
結論にいたるまでもう少し振り返りは続きますが、端折ると、それぞれの気持ちを「相手と自分とはちがうもの」で受け入れられたら、相手はこういう気持ちで心配であったりほうっておいてほしいって思うんだってわかったら、だいぶちがうのかもしれないな、というところに落ち着きました。
子どもの気持ち、親や大人としての気持ち。その、どちらも受け止めて相互の「橋渡し」をしていくのが、私たちフリースクールのスタッフの仕事なんだと、改めて思いました。
★ここでご紹介した会話部分は、いくつかのエピソードを織り交ぜています。
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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