フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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フリースクールの成り立ちについての部分を、前回2回ではお知らせしてみました。
さて、そのうえで、日本の一般的に言われているフリースクールについて整理してみようかと思います。
<フリースクールに統一されたマニュアルはない>
フリースクールは、その名前のもと、何をするかは各フリースクールに委ねられています。
ですので、フリースクールと名前がつくからといって、どこも同じスタイルではありません。むしろ、同じような内容の、雰囲気のフリースクールを探し出すことのほうがむずかしいぐらい。従って私は、いつもご説明の際には、「100のフリースクールがあったら、その内容は100通り」と説明をしております。
<活動日、時間も様々>
活動日などもフリースクールに委ねられているため、平日だから必ず活動している、というわけではありません。
週に1度しか活動しない場所もあるかもしれないし、週の平日すべて活動している場所もあります。
土日が休みのところ、土日の片方が活動日で、その代わり平日が休みのところ、などなど、様々です。
活動時間も、午前中から夕方ぐらいまでのところもあれば、お昼ぐらいから夕飯時までなど、こちらも様々です。
おもしろいのが、夏や冬の長期休みの扱いでしょうか。
フリースクールによっては、学校と同じようにしっかり夏・冬休みを設けるところもありますし、ラヴニールのように「少し長めのお盆」と、「ごく一般的な冬休み」、春休みは設けていない、なんていう場所もあります(2017年になって、初めて春休みをいただきました)。
春、夏、冬の休みがあって秋休みがないのはおかしい、ということで、話し合いの結果、秋休みが設けられることになった、なんていうおもしろい例もあります。
これも、フリースクールによっていろいろ。どちらがいい・悪いと論争になることもありません。
<スタッフも様々>
スタッフも、幅広い年代のかたが在籍している場所もあれば、若いスタッフで統一されているところもあり、こちらも自由です。
<"法人格"の有無も様々>
少しむずかしい話になりますが、フリースクールによっては、「法人格」を所有しています。
法人格は、「法のうえの人」になるために、適切な機関に申請して、認められて初めて取れるものです。
法人とは、「法律のうえではひとりの人」という意味で、NPO法人Aという団体があったら、このAが、ひとりの人として見なされます。Aという人の中に、○○事業や△△事業、××部門などといった、内臓や血管がある、と想像すると、わかりやすいでしょうか。
フリースクールは、この「法人格」をもっていなきゃいけない、というわけでもありません。
ラヴニールは法人格を所有していませんし(2017年5月現在)、フリースクールに限らず、よく名前を知った団体でも法人格を実はもっていません、というころも、あるかもしれません。
(実は、結構有名なところが法人格をもっていなかったりします)
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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