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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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電子ピアノ2014.10.20


さくっと行きますよ~、「フリースクールって何なん?」第2回目。
前回同様、担当します林は、実はこのあたりの制度のお話は、ものすご~くニガテです。
ですので、今回も他フリースクールさんのホームページに掲載されているものを、少し文章をいじりつつ、進めていこうと思います。


<日本のフリースクール>

日本のフリースクールの起こりは1980年代。こちらは、学校に行けない・行かないことに端を発しています。

当時はまだ、現在のような学校に行けない・行かない子どもの行く場所が今よりは少なく、子どもたちは家庭にいるしかなかった時代でした。そうした中、学校に行けない・行かない子どもを持つ保護者たちが立ち上がり、子どもたちが通うことのできる居場所を立ち上げました。

そうした子どもたちに望まれていた場はどういう場所だったか…。

学校に行けない・行かない子どもたちがまず困っていたのは、「同年代の友達と遊ぶ機会・場所がない」こと。大人の言い方で言えば「社会との接点がない」こと。日常子どもたちが過ごすはずの学校には行けない、学校の子どもに会うのもつらいから、近所の集まりにも顔を出せない。つまりどこにも行き場所がなく、孤立してしまいがちでした。

そうした子どもたちが望んだのは、まず何よりも学校に行けない・行かない子どもたちが気軽に集まり、安心して過ごせる場所。そのため、まずは学習やカリキュラムにとらわれず、自由に過ごせる居場所でした。


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少し話はそれてしまいますが、「マズローの五段階欲求説」を、耳にしたことはあるでしょうか? こんな、ピラミッド型の。

マズローの欲求5段階

このうち、「生理的欲求」は、生きるための基本的な、本能的な欲求。
生理的欲求が満たされると、次の「安全欲求」、こちらは、危険を回避したい、安全・安心な場所にいたい、という欲求。
さらに次の「社会的欲求」は、集団に属したり、仲間がほしいといった欲求にあたります。

社会的欲求が満たされないとき、人は孤立していると感じたり、不安を感じやすくなるそうなので、この例の中で出てくる子どもたちや保護者のかたたちは、安全の欲求を満たし、そして社会的欲求も満たすことのできる場所を望んでいたと言えると思います。

子どもが学校に行かなくなると、親の育て方が悪いと責められることがあります(決してそんなわけではないのですが)。保護者の方にとって「自分と同じように悩んでいる・いた人がいる」ことは、何よりの安心だったのかもしれません。
同じように当の子どもも、学校に行けない・行かない子どもは少数で、自分だけが悪いのではないかと自らを責めることがあります。自分と同じように学校に行けない・行かない子がいるとわかることは、保護者の方と同じように安心を得ることにつながったのではないかと思います。

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しかしそうは言っても、長く場を開いていると子ども達から様々なニーズや要望が出てくるもの。こういうことがしたい、お出かけがしたい、そろそろ勉強もしてみたい…。 そのために活動内容をみんなで決めるミーティング、また希望者のみが参加する学習の時間などが生まれ、次第に居場所という機能だけでなく様々な役割を持つ場になりました。


いつしか、こうした居場所のことを皆が「フリースクール」と呼ぶようになりました。


引用・転載ここまで。
ここまでの文は、フリースクールみなもさん 途中の★から★まで(★から★の中の、最後の2段落をのぞく)は、モチベーションアップの法則 から マズローの欲求5段階説 より引用いたしました。文中の図は、林が作成したものです。
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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