フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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9月に入り、何件かお問い合わせをいただいたり、見学いただいたりが続いております。
お問い合わせ、見学、ありがとうございます! うまくお伝えできているか不安ですが、不安なことがありましたら、何なりとお問い合わせくださいね!
時々、尋ねられます。「フリースクールのミリョクってなんですか?」
恐らくどこのフリースクールも同じようなことを答える気がするのですが、ここでは、ちょっと私の体験も交えて、お話ししたいと思います。
私もかつて、学校に行けない時期がありました。そのときにいくつか通った中でいちばん気に入っていたのが、フリースクールとは名乗っていなかったけれど、でも今ラヴニールがしていることと、よく似たような場所でした。
ラヴニールとちがったのは開催日数で、月あたりの開催日数はそんなに多くなかったけれど、でも毎度欠席したくない! って思うほど、私にとってはとても居心地のいい場所でした。
学校に今行けていない人がいる。かつて行けなかった人がいる。場所を運営する人たちがいる。運営する人たちとマジメな話を熱く熱く!している人がいる。片やボードゲームをしている人たちがいる。
年齢も、下は中学生、上は・・・、あのころスタッフと呼ばれていた人で最年長の人は、いくつだったんだろう? 同じ年の人もいるけれど、ちがう年の人もいる。
そんな「ごちゃまぜ」が、私にはよかったのかもしれません。
もうひとつよかったのは、「この人たち、本当に学校に行けなかった人なの?」というところ。
さらにもうひとつ言うと、そんなごちゃまぜの中で、「いわゆる成功だけではない」部分も見れたこと。
あの人すごいなぁ、がんばっているなぁ。でも私にはあの人みたいにはなれない・・・、と思っていたら、その「あの人」が悶々と悩んでいる姿も見て、「そっかぁ、がんばりもするし、悩みもするんだ」と、人のオモテもウラも(!?)見れたところ。
同姓のきょうだいしかいない私にとっては、時に兄貴のように弟のように、もちろん同姓ならば姉貴のように妹のように、でも「家族ではない、学校の人でもない、何だかフシギな人たち」が、よかったんだと思います。
時々「合宿」といって外で1泊2日の行事が入ったり、料理なんかもしたり。うまくできなくても「そんなこともできないの?」って言われることなく教えてもらったり、合宿中も、プログラムはあったけれど、参加する・しないは自由だったし・・・
年齢や性別、その人の今置かれている状況など一切関係なく、「そのときのその人」で接してもらえたことが、今でもよい思い出として残っています。
この場所に参加していた当初の私は、常に自分を否定してばかりいました。
「学校にさえも行けない」
「何をしたって叱られる」
「どうせ自分は何もできない」
「存在する価値なんてない」
この場所に参加していて、特別な何かを受けたわけではありません。ただ、他の人たちと接して、ただ他の人たちと悩んで、ただ他の人たちの姿を見て、それだけ。
なのに気がついたら、
「今度はこんなこともやりたい!」
「○○もやってみたい」
そんな、前向きな気持ちをもてるようになっていました。
本当に、何か特別してもらったわけじゃないんですよ? ただ一緒に遊び、しゃべり、軽く運動したりもしたし、それだけ。
たったこれだけのこと。だけど他のどこともちがったのは、当時小学生や中学生だった、10代前半の、まだ子どもとしての私ではなく、「ひとりの人」として考えていてくれたんだろうなということ。
ラヴニールで大切にしたいのは、「ひとりの人として」。
そう思うのは、このときの体験があるからです。
ラヴニールにも、そんな体験が、いっぱいあります。
そしてこの体験は、みんながみんな、同じじゃない。似ているようで、でもちがう。「100人いれば100通り」の、その人のストーリーがあります。
ご見学いただいた皆さん! 見学してみたいなと思っていらっしゃる皆さん!
今ご入会いただいたら、私だけでなく、さらにたくさんのストーリーに巡り会えますよ~!
(代表より)
お問い合わせ、見学、ありがとうございます! うまくお伝えできているか不安ですが、不安なことがありましたら、何なりとお問い合わせくださいね!
時々、尋ねられます。「フリースクールのミリョクってなんですか?」
恐らくどこのフリースクールも同じようなことを答える気がするのですが、ここでは、ちょっと私の体験も交えて、お話ししたいと思います。
私もかつて、学校に行けない時期がありました。そのときにいくつか通った中でいちばん気に入っていたのが、フリースクールとは名乗っていなかったけれど、でも今ラヴニールがしていることと、よく似たような場所でした。
ラヴニールとちがったのは開催日数で、月あたりの開催日数はそんなに多くなかったけれど、でも毎度欠席したくない! って思うほど、私にとってはとても居心地のいい場所でした。
学校に今行けていない人がいる。かつて行けなかった人がいる。場所を運営する人たちがいる。運営する人たちとマジメな話を熱く熱く!している人がいる。片やボードゲームをしている人たちがいる。
年齢も、下は中学生、上は・・・、あのころスタッフと呼ばれていた人で最年長の人は、いくつだったんだろう? 同じ年の人もいるけれど、ちがう年の人もいる。
そんな「ごちゃまぜ」が、私にはよかったのかもしれません。
もうひとつよかったのは、「この人たち、本当に学校に行けなかった人なの?」というところ。
さらにもうひとつ言うと、そんなごちゃまぜの中で、「いわゆる成功だけではない」部分も見れたこと。
あの人すごいなぁ、がんばっているなぁ。でも私にはあの人みたいにはなれない・・・、と思っていたら、その「あの人」が悶々と悩んでいる姿も見て、「そっかぁ、がんばりもするし、悩みもするんだ」と、人のオモテもウラも(!?)見れたところ。
同姓のきょうだいしかいない私にとっては、時に兄貴のように弟のように、もちろん同姓ならば姉貴のように妹のように、でも「家族ではない、学校の人でもない、何だかフシギな人たち」が、よかったんだと思います。
時々「合宿」といって外で1泊2日の行事が入ったり、料理なんかもしたり。うまくできなくても「そんなこともできないの?」って言われることなく教えてもらったり、合宿中も、プログラムはあったけれど、参加する・しないは自由だったし・・・
年齢や性別、その人の今置かれている状況など一切関係なく、「そのときのその人」で接してもらえたことが、今でもよい思い出として残っています。
この場所に参加していた当初の私は、常に自分を否定してばかりいました。
「学校にさえも行けない」
「何をしたって叱られる」
「どうせ自分は何もできない」
「存在する価値なんてない」
この場所に参加していて、特別な何かを受けたわけではありません。ただ、他の人たちと接して、ただ他の人たちと悩んで、ただ他の人たちの姿を見て、それだけ。
なのに気がついたら、
「今度はこんなこともやりたい!」
「○○もやってみたい」
そんな、前向きな気持ちをもてるようになっていました。
本当に、何か特別してもらったわけじゃないんですよ? ただ一緒に遊び、しゃべり、軽く運動したりもしたし、それだけ。
たったこれだけのこと。だけど他のどこともちがったのは、当時小学生や中学生だった、10代前半の、まだ子どもとしての私ではなく、「ひとりの人」として考えていてくれたんだろうなということ。
ラヴニールで大切にしたいのは、「ひとりの人として」。
そう思うのは、このときの体験があるからです。
ラヴニールにも、そんな体験が、いっぱいあります。
そしてこの体験は、みんながみんな、同じじゃない。似ているようで、でもちがう。「100人いれば100通り」の、その人のストーリーがあります。
ご見学いただいた皆さん! 見学してみたいなと思っていらっしゃる皆さん!
今ご入会いただいたら、私だけでなく、さらにたくさんのストーリーに巡り会えますよ~!
(代表より)
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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