フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
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子どもは、自分が興味のあることを、興味のあるときに学んでこそ最もよく伸びる。
これは、イギリスのサマーヒルスクールの創設者である、ニイルの言葉。
個人的に、この「子ども」の部分が大人であれ、子どもであれ、興味のあるときであればあるほど、吸収(覚える・記憶に残す)も早いし、長続きするかな、と思っています。
どうしても必要だったから、というのも、理由になるかもですね。
トライ & エラーも繰り返しつつ、覚えたことはより強固になっていく、わけです。
よく、このニイルの言葉を裏付けるものとして、私の子どもの話をするのですが・・・
野球が好きな私の子は、その選手の名前も、本当にたくさん覚えています。土地柄、阪神タイガースやオリックスバファローズの選手名をよく覚えているのですが、その選手の名前の漢字の読みで漢字を覚えたため、こんな間違いが起こりました。
大阪メトロの駅名「新金岡」を、「あらかねおか」
「紅茶」を「くれちゃ」
確かに、「新」は「新たに」などで「あら」とは読むし、子どもの場合は「新井(あらい)」から「あら」と読むと学んでいたのですが、正しい読み方を教えて「新(しん)と読むことも覚えたそうです。
電車も好きで、ゲームだと桃太郎電鉄も好きだったので、「新潟(にいがた)の『新』だよ」とも。
漢字は同じ字でも読み方が変わる、ということを学んだようです。
もうひとつの「くれちゃ」も同様。「紅林(くればやし)」から、「紅は『くれ』」と読むと覚えていたからこその間違い。
好きな野球を通じて、選手のお名前から漢字を自然と覚えていく姿は、ちょうどひらがなやカタカナを覚えて、簡単な文であれば読めるようになっていた子どもにとって、ちょうど「興味のあるとき」だったのかもしれません。
電車が好きだったら、その電車がどこに行くかを覚えているうちに地名も読めるようになったり、県庁所在地を覚えていたり。季節によって同じ時間でも太陽が出ている・いない(まっくら)なのはどうしてだろうと思って、こよみなどを知ったり。
「なんでだろう? どうしてだろう?」がきっかけとなっての学び、興味のあることを学ぶために、そこに関連することも一緒に学ぶ・・・、こういう学び方があっても、私はいいと思います。
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プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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