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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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関西では、(まだまだ全部とはいきませんが)フリースクール同士で連携を図っていこう、という動きがあります。
どのあたりを連携するかというと、

・物の貸し借り(譲ってください、あげます、貸してくださいetc.)
・イベントの共催
・情報の共有(こんなときどうする?などの対応策。もちろん個人情報に触れない程度に)

などなど。
この他に、人材の貸し借り、というのもあって、○○の資格もった人いますか? ○○を教えることができる人いますか? とか、○○できる人いますか? というのもあります。以前、スキーに行かせてもらったときも、この一環でした。

この春からも、この連携の一環として、スタッフが月に2回ほど、他フリースクールへある科目を教えに行っています。ちょうどラヴニールの短縮活動日(水曜日)で、活動が終わってすぐに飛び出せば間に合うそうです。

わ~、大変大変! とか言いながら、楽しそうです。

この連携を利用して、現在、ラヴニールではゲーム機、ミシンの募集をかけております。今後この連携がどう動いていくのか、とても楽しみです。
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フリースクールみなもさんより、「スキーに行くんだけど、スタッフとして来てもらえない?」と依頼があり・・・

スキーに行ってまいりました。

日程が18、19日。18日はラヴニールの活動日だし、スキー以外のプランも考えてる、ということだったので、ラヴニールの参加者の子たちにも、

「みなもでスキーに行くんだって、他のこともできるようになってるみたいだけど、どうする? 一緒に行かせてもらう?」

と尋ねたら・・・

「寒そうだから、行かない!」

とのこと(笑) 
この日はお休みにさせてね、と了承をもらい、行ってまいりました。

スキー2011

写真は2日目、リフトであがったところから。下に広がる琵琶湖がはっきり見える、見事な晴天でした。
大阪の冬の風物詩といえば、大阪国際女子マラソン☆
なんとこのマラソン、ラヴニールの近くがコースになってたことが判明!
ラヴニールが最寄り駅として掲げている2つの駅のうちの、東部市場前近くが、コースになっていたんです。

これは、見に行かなくては! 
というわけで急遽のお誘いをかけて、ラヴニールのメンバー+αで、沿道応援に行ってまいりました。

大阪国際女子マラソン2011

東部市場前駅の高架下☆
この場所は、スタート地点から7キロぐらいでしょうか?

大阪国際女子マラソン2011_1

ランナーより先にやってきた、時計搭載の車。上記の写真と同じ地点から、くるっと南に体を向けて撮りました。
この車が35キロ地点を過ぎたころ、反対車線に・・・

大阪国際女子マラソン2011_2

また戻ってきました☆

スタートして間もなくと、ゴール間近ということで、まだだんご状態のところも、ゴールの間近で集団が小さくなり競っているところも、どちらも楽しめました。



・・・この日は日曜でラヴニールは本来お休みの日、そして急なお誘いだったので、活動外ということにさせていただきました。なので、日記のカテゴリも、「ラヴニール以外」とさせていただきました☆
今日はお休みをいただきまして、和歌山県へ見学の旅へ。
きのくに子どもの村学園にお邪魔しました。

橋本駅から、タクシーに揺られること20分ぐらいでしょうか。細い山道を進んでいき、着いたところは豊かな自然に囲まれた場所。簡単に説明と、お昼からは学校内の見学をさせていただきました。

この日は少々肌寒い日、さらに山の上、時折小雨がパラついたこともあって、寒さは2割り増し。でも、そんなの関係ねぇ!ってぐらい、休み時間には元気にはじけるように遊んでた子どもたち・・・。

中には、半袖の子も!

「寒くないの~?」

ってきいたら、

「ぜ~んぜんっ!」

ですって!

子どもは風の子、大人は火の子、なんてよく言うけど、コートを着てマフラーを巻いても「寒い~」って連呼してた私たち・・・。ちょっと恥ずかしかったのは、私だけでしょうか?(笑)

授業も見学させていただきました。



帰りのタクシーの中で、自分がふと考えたこと・・・

たとえば木工(大きなもの)をつくるときに、ものさしや巻尺などで長さを測るには大変だったりするときに、三平方の定理を使って算出すれば、大掛かりな測定をしなくっても長さが求められること・・・

これが必要なんだって思ったときに、「三平方の定理ってなんぞや?」、「じゃあ、1:2:ルート3で、それぞれを2乗すると1:4:3になるわけだけど、じゃあ、それをひとつずつ数字を増やして、2:5:4ってなったらどうなるんやろう?」ってふうに考えたりできる。

そうして自分たちが必要だって思って覚えたこと(勉強したいって思って勉強したこと)ってきっと忘れない。
1つ数字を増やしたらどうなるんだろう?なんていう発想なんてそもそもしなかったから、その理論がなりたたないっていう結論を自分で得ようなんて思いもつかなかったし・・・。
とりあえず「1:2:ルート3」で覚えなさい! だったよなぁ、と。

「英語」「数学」とかで習ってしまうと、「じゃあこれ、いったい生きていくうえで何に役立つの?」なんて疑問が多々わいたものだけど、こういう形で生活に密着してるんだよ、という切り口で入っていかれると、きっと楽しく学べちゃうだろうなぁ・・・、と。



学びってなんだろう。そしてそれを充実、達成させるには何が必要なんだろう、と思いながら帰ってきました。

ラヴニールは、きのくに子どもの村学園さんみたいに広大な敷地もないし、本当にどこにでもあるような一軒家です。その一軒家でできることって何だろう・・・?
たまにはしっかりお勉強しましょう、ということで、学会に参加してまいりました。
(え? いつもの講演会がマジメではないか、って? いえいえ、そんなことはありませんよ!)

社会学会だったので、いろんなジャンルがあって楽しかったです(社会学って、ほんっとに範囲が広い!)。限られた時間の中で発表し、質疑応答し、なんだかせかせかした感じがしたことはしたのですが、そのぶん、ぎゅ~っと濃い内容だったように思います。

私が参加したのはいくつかあるんですが、そのなかで、不登校やひきこもりに関して発表があったので、聞いてきました。

セルフヘルプグループや、公の場などで、当事者同士の語りや、当事者だった経験を語る、ということ・・・

それは、ある程度自分の中で「整理がつけられた」ということ。

私の中で、なんとなく体験としてはそれはわかっていました。
でもこういう場でそれを発表していただき、裏付けられたなってキモチです。

この「語り」は、その都度その都度で、内容がかなり変わったりすることもあります。事実私もそうでした。これからもきっと、そのときや場によって、微妙に変わるでしょう。
けど、その語りが変わるということは、「そのときそのときで、受け止め方が変わった」ということ。いろんな人やニュース、情報などと接するうち、「もしかして、こういうことだったのかな」と、考え方が変わって、また新しい考え方を構築して、自分の過去を形付けていくこと。

崩して、構築して、また崩して、構築して。

そうやって、自分自身を受け入れていくんですね。
プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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