フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。
Posting of comments like the following will be declined:
・Comments other than Japanese.
・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
2020年内という意味では、今日12月25日が最終日のラヴニール。
例年ならクリスマス会をして「よいお年を~」・・・、なんですが、今年は通常活動。「よいお年を~」で、「そういえば、そんな時期なのか!」と思ってたので、今年はちょっとフシギな気分です。
さて、2日前、23日にはお休みをいただきまして、大阪府教育庁「不登校対策ワーキング委員会」に参加してまいりました。この委員会、ラヴニールは今回が初参加(「今回が」ということは、つまり過去には何度か開催されてきたということ)。行政も民間も、「まずはお互いをどんどん知っていこうじゃないか!」「知らんことには始まらん!」と、お互いに怪訝そうな顔をするのではなく、できることがあったらお互いにがんばっていきましょう! という空気が、ひしひしと感じられました。
ラヴニールのスタンスといたしまして・・・
フリースクールによってはそうでないところもあるかもしれませんが、フリースクール「ラヴニール」は、学校を否定していません。
これはホームページ上でも謳っておりますが、ざっくり言うと「学校がいいなと思うなら学校、そうでないところがいいならその他のところ、とにかくその人にとっていちばん安心できて楽しくいられることが大切」だと思うため、安心できる場所が学校ならそれでいいし、それ以外の場としてラヴニールを見つけてくれて来てくれるのであれば、それはもちろんうれしいし、というところです。
ただ・・・、思うのです。
先生、忙しすぎます
かつて教職を目指していた某スタッフは、教育実習先で休憩もほぼなく、ほんのわずかなあいた時間で生徒指導、各種業務、学校内イベントの出し物の練習をこなす先生たちの姿を見て、「あ、要領の悪い自分にはムリだ」と、実習を乗り切り教職免状としては取得したものの、職としての先生になるのは諦めた、と話していました。高校での実習だったそうですが、これが小学校となると全教科受け持たなければいけなくなる・・・、「もっと先生ががんばって!」ではなくて、「先生、お察しします!」という気持ちでいっぱいなんだそうです。
それを聞いて思ったのは、学校の中で何でもかんでも請け負おうとするんじゃなくて、もっと「手放せるものは手放す」として、学校業務がもっと先生たちにとって無理のない範囲になればいいのに、放り投げた分はもっとそれ専門の人たちに任せたらいいのに、とか思ってしまうそうで、そのためにも、学校でできることや強み、民間でできることや強みを、「互いに利用しあう」ことが大事なんじゃないかなぁ、と。
(利用しあう、という言い方がいいか悪いかは別として)
「放り投げる」と近いかもしれませんが、すべて「ひとりで、ひとつの中で」抱え込むのではなく、もっとあけっぴろげに(という言い方が正しいかはわかりませんが)問題ごとなどを公表してほしい、ということ。問題をかかえることが悪いのではなく、問題について共に考え、どうするのがいいのか、たくさんの人を巻き込んでいくことが、大切なんじゃないかなぁと。
学校も、たくさんの児童・生徒に通ってきてもらいやすいよう、がんばって努力しているのは、ひしひしと感じています。ただ、それでもどうしても、学校という場がニガテだという児童・生徒もいるんです。そういった児童・生徒の皆さんも何としてでも学校に取り込もうとするのではなくて、「その子にとってどうすることがいいんだろうか」と考えていけたら、と思うのです。
そのために、お互いをもっと知っていきましょうよ、というのが、今回の大きな結論だったかなぁと思います(繰り返しになっている気もしますが)
事前のご連絡必須でのお願いですが、ラヴニールはカレンダーで見学可能な日であれば、いつでもご見学やお話しをすることが可能です。「見学・ご説明」のときは、実際にラヴニールのご利用を考えている方だけでなく、その他の方の見学も受け入れているお時間なので、お気軽にお問い合わせください。
例年ならクリスマス会をして「よいお年を~」・・・、なんですが、今年は通常活動。「よいお年を~」で、「そういえば、そんな時期なのか!」と思ってたので、今年はちょっとフシギな気分です。
さて、2日前、23日にはお休みをいただきまして、大阪府教育庁「不登校対策ワーキング委員会」に参加してまいりました。この委員会、ラヴニールは今回が初参加(「今回が」ということは、つまり過去には何度か開催されてきたということ)。行政も民間も、「まずはお互いをどんどん知っていこうじゃないか!」「知らんことには始まらん!」と、お互いに怪訝そうな顔をするのではなく、できることがあったらお互いにがんばっていきましょう! という空気が、ひしひしと感じられました。
ラヴニールのスタンスといたしまして・・・
フリースクールによってはそうでないところもあるかもしれませんが、フリースクール「ラヴニール」は、学校を否定していません。
これはホームページ上でも謳っておりますが、ざっくり言うと「学校がいいなと思うなら学校、そうでないところがいいならその他のところ、とにかくその人にとっていちばん安心できて楽しくいられることが大切」だと思うため、安心できる場所が学校ならそれでいいし、それ以外の場としてラヴニールを見つけてくれて来てくれるのであれば、それはもちろんうれしいし、というところです。
ただ・・・、思うのです。
先生、忙しすぎます
かつて教職を目指していた某スタッフは、教育実習先で休憩もほぼなく、ほんのわずかなあいた時間で生徒指導、各種業務、学校内イベントの出し物の練習をこなす先生たちの姿を見て、「あ、要領の悪い自分にはムリだ」と、実習を乗り切り教職免状としては取得したものの、職としての先生になるのは諦めた、と話していました。高校での実習だったそうですが、これが小学校となると全教科受け持たなければいけなくなる・・・、「もっと先生ががんばって!」ではなくて、「先生、お察しします!」という気持ちでいっぱいなんだそうです。
それを聞いて思ったのは、学校の中で何でもかんでも請け負おうとするんじゃなくて、もっと「手放せるものは手放す」として、学校業務がもっと先生たちにとって無理のない範囲になればいいのに、放り投げた分はもっとそれ専門の人たちに任せたらいいのに、とか思ってしまうそうで、そのためにも、学校でできることや強み、民間でできることや強みを、「互いに利用しあう」ことが大事なんじゃないかなぁ、と。
(利用しあう、という言い方がいいか悪いかは別として)
「放り投げる」と近いかもしれませんが、すべて「ひとりで、ひとつの中で」抱え込むのではなく、もっとあけっぴろげに(という言い方が正しいかはわかりませんが)問題ごとなどを公表してほしい、ということ。問題をかかえることが悪いのではなく、問題について共に考え、どうするのがいいのか、たくさんの人を巻き込んでいくことが、大切なんじゃないかなぁと。
学校も、たくさんの児童・生徒に通ってきてもらいやすいよう、がんばって努力しているのは、ひしひしと感じています。ただ、それでもどうしても、学校という場がニガテだという児童・生徒もいるんです。そういった児童・生徒の皆さんも何としてでも学校に取り込もうとするのではなくて、「その子にとってどうすることがいいんだろうか」と考えていけたら、と思うのです。
そのために、お互いをもっと知っていきましょうよ、というのが、今回の大きな結論だったかなぁと思います(繰り返しになっている気もしますが)
事前のご連絡必須でのお願いですが、ラヴニールはカレンダーで見学可能な日であれば、いつでもご見学やお話しをすることが可能です。「見学・ご説明」のときは、実際にラヴニールのご利用を考えている方だけでなく、その他の方の見学も受け入れているお時間なので、お気軽にお問い合わせください。
PR
プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
カテゴリー
最新記事
(11/12)
(11/11)
(11/08)
(11/07)
(11/06)
P R
忍者カウンター