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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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お盆休みをいただいております。

「記録的な暑さ」という言葉が毎日のように踊る今年の夏。
みなさま、くれぐれも、ご自愛くださいませ。



さて、この1ヶ月、すっかりブログの更新をサボってしまいました。
この間、あちこちイベントや講演などに参加させていただいておりましたので、そのご報告をさせていただきます(貯まっております)

このブログ、過去の日付にさかのぼって投稿することができるので、申し訳ありませんが、この1か月分のものは、過去の日付にさかのぼってご覧ください。

この夏は、これまでにないぐらい、本当にたくさんのイベントに参加しております。

もうすぐ、毎年恒例にしている夏合宿の季節! もう10日もないことに気づき、ビックリです。
毎年夏合宿では、ほぼ必ずと言っていいほど、何らかの収穫を得て帰ってきます。今年はどんな収穫が待っているのでしょう・・・



夏合宿については、こちらのリンクを参照してください☆
http://www.freeschoolnetwork.jp/
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おるたネットフォーラムin関西「教育に選択肢を持とう!」に参加してきました。

箕面こどもの森学園さんを会場に、講演と、ワールドカフェの2部構成。

講演内容については、日本の教育に欠けていること、いろんなプラン、それがなぜ、日本の教育においてできないのか。

私個人のことを言わせてもらうならば、この世界に、制度などの側からではなく、不登校を経験した立場から足を踏み入れたので、これまでなかなか、○○教育と言われても、なかなかピンとこなかったんです。もちろんそれではいけないと思ってはいて、この機会に名前を少々知ることはできたので、もう少し深めることができたら、と感じます。

日本の教育に欠けていることは、「子ども自身がどのように育っていくか」「この子は何を必要としているのか」という側面。
いまの日本の教育は、「日本や国家が何を求めているか」「大人になったときにどうやって食べていくか」という、子ども主体の教育ではないこと。本来教育は、ひとつできたら次、またできたら次、と、次から次へといろんな、高いハードルを示していって、それが達成できたかできないかで判断するものではない、ということ。

7月に参加したcore+さんのイベントで、
「人を制度に寄り添わせるのではなくて、制度が人に近づいてくる」
という言葉があったけど、これに何か通ずるものがあるんじゃないかしら、と思わずにはいられませんでした。

現在、「『教育から学びへ』と、日本でも20世紀後半ぐらいからようやく言われてくるようになった」というのは何となくは感じてはいるのですが、その一方、課題だって山積みです。

私が感じるに、この講師の方が思っている以上に学歴で判断される部分が残っている気はするし、新しい制度などが必要なのはわかるけれど、現実的にこれに向けてどう取り組みをしていくのか・・・?

考えれば考えるほど、キリがなさそうです。

箕面こどもの森学園さんのサイト
http://homepage3.nifty.com/kodomono-mori/
私がこれまで何度か参加させていただいた親の会やシンポジウムなどで、この言葉を聞かないときは正直ないような気がします。

「ずっと夜起きていて、昼間は寝ているんです(いました)」

また、いろんな人とお話させていただくと、

「(夜勤とかじゃないのに)朝寝てて夜に起きてるなんて、それおかしい。そんなたるんだ生活をしてるから学校に行けなくなるんじゃない?」

と言う人も。

最近、あるテレビ番組によると、同じ人間でも朝型・夜型体質があるそうですが、それはここでは度外視しまして・・・。

私の中で、不登校=昼夜逆転と思われている節があるのかなぁ、と首を傾げたくなるときがあるので、ここでズバッと私なりの答えを。

不登校をする(=学校に行けなくなる)と昼夜逆転の生活になる。
答えは、「YESであり、NOである」。

なる人もいれば、ならない人もいます。

・・・なんだ、曖昧じゃないか、って??

ええ、そう、曖昧です。こうとしか言いようがありません。

それよりも大事なのは、「昼夜逆転の生活を送る理由が何かあるのだろう」と思えることだと思います。

私の経験談であり、他の人からも聞かれる声として、

「昼間起きていると、学校に行く子どもの声がして、それがつらかった」
「家族やきょうだいが出かけていく姿を見ると、なんで自分だけこんなになってしまったのだろうと思って、イヤだった」
「夜だったらみんなが寝静まっていて静かで人の声もしないから、自分を責める気もちが薄らいだ」

昼夜逆転の生活をする場合、こんな理由があることが多いようです(もちろん他にもあると思います)
総合すると、「昼間よりも夜のほうが、自分が安心できる」ということではないでしょうか。

もし、昼間のほうが安心できるのだとしたら、昼夜逆転する必要はないはずだと思います。
上記の体験談から考えて、自分の気もちを安定させるために、自分にとって不利益なものを排除しようとする行動のひとつが「昼夜逆転」であると私は考えるので、昼間でも安心して過ごせるならば、不利益なものを排除する必要がないのですから。

というわけで、答えとして出すならば、「YESでありNOである」という曖昧なものしかお答えできません。
要は環境次第でどうとでも変わってしまうよ、ということなので。

ただ、最後にもう一度。
一見問題だと思える行動でも、「この行動には何か理由があるのかな」と思える気もちが大事だと思います。


追記:
この行動が親にとっては困るのだけど、静観していればいいのか? と思う方もいらっしゃることと思います。
ガマンするしかない、とも私は言いません。困っていることは困っている、とちゃんと伝えればいいのですが・・・。
このあたりについては、またいつか。
ラヴニール(以外)でのできごとの他に、(あくまで私が感じている範囲の)世間が抱いている疑問や誤解を解消したくて、つたない文章ですが、カテゴリに「思うこと」を追加しました。

前々からくすぶっているものを一気にまとめたので、表現が足りないところがあり、一層誤解を招くことになるかもしれません。そのときは、コメントなどで質問をしていただけると助かります。
core+さん主催のイベント「green & education drinks」に参加しました。

会場では、ドリンクや食べ物を片手に、珊瑚舎スコーレ代表の方のお話を聞くことができ、本当はそんな予定してなかったのだけど、思った以上にいいお話だったので、一生懸命ノートとってしまいました。
だって、珊瑚舎スコーレを開く前から、すんごい活動的なんだもん。どこからそんな力がみなぎってくるのかなぁ・・・。
すべてをマネしようとは思わないけど、できるだけ近づきたい、と思いつつ。

「人を制度に寄り添わせるのではなくて、制度が人に近づいてくる」ですかぁ・・・。
う~ん、深い!

自分が大事にしてるもののルーツは、コンプレックスから・・・
思わずナットク!
(単にあたしもそうだから、だと思う。あたしにとって不登校は宝物であり、コンプレックスである)

テーマを出しあってグループに分かれてお話し合いなんかもあり。楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

core+さんでは、8月にもひとつイベントを企画されていて、私はそちらにも参加させていただく予定にしています☆
プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
14
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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