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フリースクール「ラヴニール」の日常と、その他イベントのお知らせ・ご報告。他にはフリースクールとは? 学校に行かないあいだに何があった? などの連載をしています。 Posting of comments like the following will be declined: ・Comments other than Japanese. ・Comments that seems to be in Japanese through translation website.
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「これ、何に見えますか?」
 
 ある講座に参加したとき、1枚の紙に、少し丸みを帯びたフォント、あるいは手描きかな。Mのようなものが描かれた紙を配られて、何に見えるかを話し合ったことがありました。
  
 アルファベットのM、W 数字の3、くちびる、山、2本の指の指先 etc.
 
 この他にも、もっと様々な意見が出たように思います。
 
「じゃあ、次。もし私が、『すみません、私、某ハンバーガー店の者ですが、これ、何に見えますか?』と言って同じものを見せられたら、どうなりますか??」
 
 そう言われた瞬間、私には某ハンバーガー店のマークにしか見えなくなってしまいまいた。
  
 
 相手の意見を無意識に絞り込んだり、言わせないようになっていませんか? というたとえでした。
 
 もちろん自分にはそのつもりはなくても、
「どうせ○○(相手)なんてたいしたことないんやろ?」
とどこかで思っていると、相手から見たときに「馬鹿にした態度」と見えてしまうこともある。
「そんなことぐらいできるでしょ?」
「え? そんなことも知らないの?」
と思っているうちは、口に出さなくても、相手にとっては圧力に感じてしまい、萎縮して意見を言えなくなる場面が、結構あります。
 
とのこと。
 
「もちろん口に出して言うのは、もってのほかで」
と、講師の方は笑っていらっしゃいました。
 
 以来、「相手の人から見たらどう見えるんだろう」と気にすることが、いい意味で増えました。
 なかなか自分で自分のことは気づかなくて、私自身は相手の方に圧力をかけるなど萎縮させているつもりはないのですが、もしかしたら、圧力などを感じさせてしまっているかもしれません。
 
 その時は笑いながら、「んもう、威圧するようなオーラ出てるわ~」とご指摘ください!
 
 今回の投稿も、自戒を込めて。「自戒を込めて」が続くなぁ(苦笑)
 
  
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「いい? 本当はこんなこと言いたくないの。だけど、あなたたちのために言っているの。忘れ物が多いってどういうこと? 早く話し合いをしなさいよ、どうしたらいいか、自分たちで考えなさいよ、クラス長」
 
「話し合っているうちに、今日やりたかった内容ができなくなったじゃない。あなたたちのせいよ。忘れるって、どういう字を書くと思う? 『心を亡くす』。心のないあなたたちのために、こんなに時間を使ってあげたんだから」
 
 少しフェイクを入れていますが、小学校のころの一場面です。その日はたまたま忘れ物が多く、このことが担任の先生の怒りをかったようでした。考えようによってはパワハラでしょ! と思うかもしれない一場面。これが、年に2、3度ほどあったでしょうか。
 
 自分たちでどうしたらいいかと考えろと言ってるのに、これって「話し合いをしなさい」って空気を感じて動いているよなぁ、自分たちで考えるんじゃなくて仕方なく動いているよなぁ。
 話し合いをしろって言ったのは先生で、なのに私たちのせいにされるのか。
 心を亡くす。うん・・・
 
 今だからこそこう思えますが、当時の私は「ものすごくマジメ」でした。だから忘れ物をしないようにと確認をし、それでも忘れたときには本当にこの世の終わりだ! みたいに感じました(今でも、そのときの光景が夢に出てくるぐらいです)。
 そういえばこのときのクラスに、長いこと休んでいる子がいました。持病があって以前にも1ヶ月ぐらい休んだことはあったけど、その年は半年ぐらいに及んでいました。ずっと「それだけ治すの大変なんだろうな」と思っていたけれど、今思えば、学校に来づらかったのかもしれません。
 私も、あんな雰囲気の中で、よく学校に行けていたな・・・(当時は「何が何でも、這ってでも学校に行かなきゃ。学校に行けないのは病気です!」と思っていたぐらい、マジメ(2回目)でした)。
 
 
 似たようなことは、家の中でもありました。

「○○先生(各年代の担任の先生)もよく言ってるから、『もっと協調性があるといいですね』って」
「みんなと同じことができないのが、おかしいんじゃない。だから直しなさいって言っているの」
 
 今なら、本当にその当時の担任が揃いも揃って同じことを言っていたのかとか、家の外ではみんなに合わせた行動をしていても、それでもおかしいって言うのは、家の外での姿を知らないからでしょ? とか言えるのですが、当時の私は本当に絵に描いたようにマジメ(3回目)だったので、本当にみんながそう言っているんだと思っていました。
 
 
 日本の子どもは、自己肯定感が低い。そらそうでしょ、と思います。
 こんな感じで、「あなたたちのせいで」「あなたがおかしい」なんて言われ続けていたら、相手の顔色を伺いながら動くしかできなかったら、どんどん自分を否定する方向へ追い詰めていく。
 
 もうずいぶんと昔の話なので、このような場面はないと信じたいですが、「あなた(たち)のためを思って言ってるの」は、時には言っている人のただの自己満足で終わってしまう、よかれと思っていることが相手を追い詰めることになる・・・「よかれの追い詰め」になる。
 相手に何か言うときは、このことに気をつけて言いたいなと思います(一人の母親として、自戒を込めています・・・)
 

今朝は、大阪メトロ御堂筋線がなんらかの影響で止まっていたそうです。
調べてみました。信号トラブルだったようです。
  
ラヴニールの最寄り駅は、御堂筋線の昭和町駅です。他に乗換のない単独駅なので、御堂筋線が止まってる! どうしよう! 行けない! と、本来ならなる駅なのですが、
 
そこは、ご心配なく。
 
昭和町よりは少し離れますが、御堂筋線がダメであれば、谷町線の利用も考えてみてください。この場合は、文の里駅になります。昭和町駅が徒歩3分であるのに対し、文の里駅は10分弱かかりますが、それでも十分徒歩圏内、ほぼ一本道、何なら途中から昭和町駅から来る場合と同じ道になるので、そんなに迷うことはないと思います。
 
大阪市の北のほうから来る場合、この迂回ルートを知っているだけで、本当に助かります。実際、私も助かったことが何度かあります。
文の里駅付近と昭和町駅付近はちょっと不思議な場所で、谷町線と御堂筋線がすぐ近くで交差するのに、乗換駅になっていないんです。なので、近いところに別路線という、使いようによっては便利な単独駅です。
 
もちろん、普段は谷町線を使うけれど今日は止まっている! という場合も、同じ。そのときは御堂筋線を考えてみてください。
 
じゃあ、地下鉄全線が止まっている場合はどうしたらいいの? という場合にも、実は迂回方法があるのですが、こちらはかなり遠回り。いえ、遠回りでも迂回ルートは迂回ルート。JRの南田辺駅から徒歩15分、という方法もあります。
 
電車が充実しているのでバスがない(バスが走るメリットがない)のが唯一の弱点かなというところですが、電車の話題で盛り上がりたい方にはうってつけの場所だと、個人的には思います。
 
代表は、あちこちへ旅行するのが好きなのと、何ヶ所か引越しを経験していることもあって、結構電車や地理、市町村名とかに詳しいです。代表は「私なんてまだまだ、オタクと言われる人から見たら程遠いよ~」と言っていますが、まったくわからない私からしたら、十分知識をもっていると思います。
と言ったら、「だって車両の形式とかわかんないもん。オタクって言われる人は、そのあたりまで知ってるっぽいもん」と言っています。
 
さて、実際はどうなんでしょうか。
 

 
話題とは関係ありませんが、ある日の一こまです。
あまり写真を載せないので、たまにはこうして何気ないところも載せていかないと。
ぬいぐるみ同士が、仲良くおしゃべりしていました。
  
 



 先日、大阪府フリースクール等ネットワークの総会がありました。
 なかなか深く強く関わることはできていませんが、会議や講演に参加するメリットとして、自分では知らない情報を得るため、という目的をもっています。
 
 こうしていろいろ知っておくことでもうひとつ、「他を知っておくことで、異なる方法での何かを考えることができる」というメリットもあります。
 
 ひとつの組織としてあるまじき行為といえば、あるまじき行為なのですが、話せそうだなと思ったらお話ししている言葉があります。
 
「もちろんラヴニールに来てくれることが、私はいちばんうれしい。でも、フリースクールに限らず他にもいろいろ考えたり相談した結果、他の方法がいいなと思ったのなら、本音を言うと悔しいけれども、その『いいなと思った方法』に進んでみてほしい」
 
 その人にとって「いいなと思う方法」は、私がいいと思うものと同じとは限らないので。少しだけ「悔しいけれど」という気もちもにじませるけれど、でもいちばんは、本人がどうしたいかということ。そこを大切にしていきたいという思いをこめています。
 
 「いいなと思う方法」を常に知っておくために、自分のところでは弱いなと思う部分を補うことができたり、また、悩んだりしたときに、同業の仲間同士で相談したり紹介しあえたり、そういった意味で、ネットワークの力というのは大きいなと思います。
 
12月6日(月)から11日(土)までの予定です。

6日(月)通常活動のみ
7日(火)見学・ご説明のみ
8日(水)~10日(金)通常活動、見学・ご説明も可
11日(土)親の会
 
新型ウィルス禍においては、活動ポリシーを設けております。そのため、急にお休みになる場合も考えられますので、見学をご希望の際は、必ず事前にお問い合わせいただきますよう、何とぞお願いいたします。
新型ウィルス禍における活動ポリシー
 
気象に関する警報は、「大雨」と「暴風」について対象としています(大阪は滅多にでませんが、「暴風雪」も対象です)。活動ポリシーも、お知らせしておきます。
気象警報が発令された場合の活動
 
少し先の予定:
 
当面のあいだは、祝日、急なお休みをのぞき、お休みの予定はありません。
年末年始のお休みを、12月27(月)から翌年の1月10日(月・祝)までいただく予定です。
 
通常活動:
 
フリースクールの活動。10時から16時まで。この間であればいつでもご利用可能です。
 
見学・ご説明:
 
一度体験・実際に通う前に、スタッフからひととおりご説明の時間。10時から15時であれば、好きな時間をお選びいただけます。新型ウィルス感染対策のため、同じ時間帯に先に希望された方がいらっしゃる場合には、別の時間をご検討いただく場合があります。
 
そのときの雰囲気や様子により変動いたしますが、所要時間はだいたい1時間程度。変動する場合は、だいたい長くなることが多いです。
 
実際に利用されるのはお子さんなのでお子さんに見ていただけることが望ましいですが、どうしてもムリである場合には、ひとまず保護者の方のみの見学も受け入れています。
 
(★)予定のカレンダー上には掲載していませんが、第二土曜を除いた土曜日であれば、10時から正午までで対応可能な日があります。月によって変わるため、必ず事前にお問い合わせをお願いいたします。
 
見学をご希望の際には、資料準備の関係上必ず前日、または当日でも正午までにご連絡をお願いいたします。(当日の場合は、お電話がいちばん早いです)
 
(★)土曜日のみ、前日までのご予約。
 
親の会:
 
原則毎月第二土曜、午後1時より親の会を開催しています。
12月の親の会は11日(土)午後1時からの開催です
 
 
プロフィール
HN:
フリースクール「ラヴニール」
年齢:
15
性別:
非公開
誕生日:
2010/04/01
自己紹介:
2010年4月より大阪市にて活動をしているフリースクールです。日常の様子、思うことなどを更新しています。過去には、学校に行かなかった体験談、フリースクールって何なん? も、連載していました(カテゴリ分けしてあります)。
 
ブログ投稿者:
代表と、スタッフ1名で担当しています。
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